オーディオの足跡

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CR-400の画像
 解説 

高感度、コストパフォーマンスを重視したステレオレシーバー。

メインアンプ部は、全段直結ピュアコンプリメンタリーOCL回路を採用しています。また、初段の差動アンプには、さらに定電流源としてFETを用い充分な負帰還をかけて高い安定度を得ています。
また、メインアンプ部の回路はアクティブ型のサブソニックフィルターを兼ねており、20Hz(3dBダウン点)以下が12dB/octのスロープでカットされています。

イコライザーアンプには3段直結回路のモノリシックICを採用し、高安定度・低歪率・高利得を実現しています。さらにイコライザー素子に高品質パーツを採用することで特性の改善を図っています。

トーンオkントロール回路には、2段直結アンプのコレクター・エミッター間に負帰還をかけたヤマハ独自のNF型を採用しており、素直なコントロール特性と低歪率を得ています。

マイクミキシング回路には、他のプログラムソースと独立した3石構成の専用アンプを搭載しています。
Pre out端子を使うことで、ミキシングした信号をテープに録音することも可能です。

FMチューナー部は、フロントエンドにローノイズFETと3連バリコン、IF段にはリミッター特性の良い差動アンプICとセラミックフィルター、MPX回路にも専用ICを採用するなどすることで、高感度・高選択度を実現しています。

AMチューナー部には音質を重視した回路設計がされているため、隣接局との混信やビートが少なく、歪の無いAM受信を実現しています。

シグナルとチューニングの2メーター方式を採用しています。

2系統のFMアンテナ端子やFMミューティング回路、ラウドネススイッチなどを搭載しています。

機種の定格
型式 ステレオレシーバー
<オーディオ部>
実効出力(歪率0.5%) 16W+16W(8Ω、両ch駆動、20Hz~20kHz)
18W+18W(8Ω、両ch駆動、1kHz)
20W/20W(8Ω、片ch駆動、1kHz)
ダイナミックパワー 56W以上(IHF、8Ω)
全高調波歪率(20Hz~20kHz) 0.5%以下(実効出力時)
0.1%以下(1W出力時)
混変調歪率 0.1%以下(70Hz:7kHz=4:1、実効出力時)
パワーバンド幅(IHF、歪率0.5%) 15Hz~50kHz
周波数特性 Phono(RIAA偏差):30Hz~15kHz ±0.7dB
Mic:100Hz~10kHz +0.5 -6dB
Aux:20Hz~50kHz +0.5 -3dB
ダンピングファクター 40(1kHz、8Ω)
入力感度/インピーダンス
(1kHz、実効出力時)
Phono:3mv/50kΩ
Mic:3mV/50kΩ
Aux、Tape PB:150mV/100kΩ
Phono最大許容入力(歪率0.5%) 135mVrms
MIC最大許容入力(歪率0.3%) 450mVrms
出力レベル/インピーダンス Rec out:150mV/10kΩ
Pre out:200mV/3kΩ
トーンコントロール Bass:±10dB(50Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
S/N(IHF、Aネットワーク) Phono:72dB
Mic:60dB
Aux、Tape PB:85dB
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz~90MHz
実用感度(IHF、84MHz) 2.5μV
イメージ妨害比(84MHz) 55dB
IF妨害比(84MHz) 75dB
スプリアス妨害比(84MHz) 75dB
AM抑圧比 50dB
キャプチャーレシオ 2.0dB
実効選択度(IHF) 65dB
S/N 68dB
全高調波歪率 mono:0.3%以下
stereo:0.8%以下(400Hz)
ステレオセパレーション(400Hz) 40dB以上
周波数特性 50Hz~10kHz ±1.0dB
<AMチューナー部>
受信周波数 525kHz~1605kHz
実用感度 52dB/m(IHF、バーアンテナ)
25μV(外部アンテナ)
S/N(80dB/m) 43dB
イメージ妨害比(1000kHz) 45dB
IF妨害比(1000kHz) 40dB
選択度(1000kHz) 25dB
<総合>
使用半導体 トランジスタ:38個
FET:3個
ダイオード:22個
ツェナーダイオード:1個
発光ダイオード:2個
IC:4個
消費電力 80W(定格)
130W(最大)
ACアウトレット Switched:200W
Unswitched:200W
外形寸法 幅444x高さ158x奥行300mm
重量 9.5kg