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NS-10Mの画像

YAMAHA NS-10M \25,000(1台、1978年頃)

解説
高性能大型スピーカーのサイズだけを小さくした高性能小型モニタースピーカーを目指して開発されたスピーカーシステム。

ビッグベンの愛称で世界中でスタジオモニターとして使用され、30万台を越えるセールスを達成しました。

低域には18cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはコニカルタイプの白いストレートコーンを採用しています。この振動板の製造にはシート製法を採用しており、密度や厚さのムラを少なく抑えています。エッジにはフレキシブルで経年変化の少ないハイコンプライアンス・ロールエッジを採用しています。
また、磁気回路には10,800Gaussの磁束密度を持つフェライトマグネットや、耐熱銅リボン線をエッジワイズ巻きしたボイスコイル、軽量ボイスコイルボビンを採用することで、高能率・高耐入力化を図っています。

高域には3.5cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
振動板にはタンジェンシャルエッジごと一体成型されたソフトドームが採用しています。
また、磁気回路には14,000Gaussのフェライトマグネットと、耐熱銅クラッドアルミ線による27mmφボイスコイルや軽量クラフトボビンを採用することで高耐入力・高能率化を図っています。

ネットワーク部にはMPコンデンサなどを採用しており、高音質化を図っています。

エンクロージャーには密閉方式を採用しており、12〜15mm厚のパーチクルボードを特殊な強力接着剤で接合した六面一体構造となっています。密閉方式によるエアサスペンションによってコーン紙の動きをコントロールし、エッジの機械抵抗を低減しています。内部には聴感によって選択した充填材を採用しています。
外観はリアルウッドによる黒色塗装仕上げが施されています。
 
 
内部レイアウト
 
機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:18cmコーン型
高域用:3.5cmドーム型
再生周波数帯域 60Hz〜20kHz
クロスオーバー周波数 2kHz、12dB/oct
インピーダンス
出力音圧レベル 90dB/W/m
定格入力 25W
最大入力 50W
外形寸法 幅215×高さ382×奥行199mm
重量 6kg
 
内外のレコーディング・スタジオに採用されているNS-10M