オーディオの足跡

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AX-640の画像
 解説 

シンプル&ストレート設計が施されたプリメインアンプ。

デジタルソースの高ダイナミックレンジに対応し、信号周波数やスピーカーインピーダンスに左右されない安定した電源を得るため、LiD(Low-impedance Drivability)電源を搭載しています。
これにより余裕をもったローインピーダンスドライブ能力を獲得しています。

機能の異なるプリ部とパワー部を分離し、各々を独立させることで相互干渉を低減しています。
また、電源も独立給電とし、微小信号を扱うプリ部にはレギュレータを配すなど、クリーンな状態を維持した信号伝達の実現を図っています。

CDダイレクトポジションとトーンダイレクトスイッチを搭載しています。
CDダイレクトでは音楽信号がメインボリュームに直接入力され、トーンバイパスをONにすると、全ての入力がトーンコントロールをパスしてパワーアンプ部へ直結されます。

信号用のパーツにはクオリティの高い金属被膜抵抗を採用しています。
その他にも、CD入力ピンプラグやスピーカー出力端子には金メッキを採用し、OFC電源コードやGTレッグを採用しています。

ビデオデッキ用のVCR/AUXも備えた6入力端子を搭載しています。
また、小ボリュームリスニング時に低域の量感不足をボリュームに応じて補正する、コンティニュアスラウドネスを搭載しています。

通常のスピーカードライブだけでなく、ヤマハ・アクティブ・サーボ・スピーカ対応としています。
ヤマハ・アクティブ・サーボ・テクノロジーは、スピーカ側のヘルムホルツレゾネータ理論とアンプ側の負性インピーダンス工藤回路によって実現しており、スピーカのサイズや形状にとらわれず、小型システムでも優れた低域再生を可能としています。

ボディカラーにはチタンカラーとブラックの2バリエーションがありました。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
定格出力(20Hz~20kHz) 105W+105W(6Ω、0.015%)
入力感度/インピーダンス Phono MC:160μV/220Ω
Phono MM:2.5mV/47kΩ
CD他:150mV/47kΩ
全高調波歪率
(20Hz~20kHz)
Phono MC:0.007%
Phono MM:0.003%
S/N比(IHF-A) Phono MC:70dB
Phono MM:86dB
CD他:102dB
実用S/N比 110dB(CD他、Vol-22.5dB)
トーンコントロール Bass:±10dB(350Hz)
Treble:±10dB(3.5kHz)
コンティニュアス・ラウドネス -40dB(1kHz、最大補正量、聴感補正カーブによる)
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 185W
外形寸法 幅435x高さ139x奥行330.5mm
重量 9kg