VICTOR MAD-104M
価格不明(1960年代後半頃?)
解説
マルチアンプ用としてチャンネルディバイダーを内蔵したアンプ。
クロスオーバー周波数6ポイントを持つチャンネルフィルターを搭載しています。
遮断特性は12dB/octでNF型フィルターを採用しています。
パワーアンプ部にはダーリントンコンプリメンタリーSEPP-OTL回路を採用しています。
レベルコントロールを搭載しています。
プログラムソースにビクター4チャンネルテープデッキ(MTR-10M、MTR-100MS)を追加することで4チャンネル方式にも対応できます。
MCA-104型との組合せに最適となっています。
機種の定格
型式 | マルチチャンネルシステム用追加アンプ |
<パワーアンプ部> | |
出力回路 | 準コンプリメンタリーSEPP-OTL |
ミュージックパワー | 20W+20W |
実効出力 | 15W+15W(歪 0.5%、1kHz) |
周波数特性 | 20Hz~60kHz ±1dB |
出力インピーダンス | 4Ω~16Ω |
入力インピーダンス | 10kΩ |
ダンピングファクター | 25(8Ω) |
<チャンネルフィルター部> | |
クロスオーバー周波数 | 250Hz、500Hz、800Hz、1.5kHz、3kHz、7kHz |
遮断特性 | 12dB/oct |
出力端子 | 低音用出力端子 |
<総合> | |
付属装置 | レベルコントロール ヘッドホン端子 4チャンネルマルチソース入力端子 |
使用半導体 | トランジスタ:18個 ダイオード:6個 |
消費電力 | 最大出力時:68.0W |
外形寸法 | 幅367x高さ135x奥行256mm |
重量 | 5.4kg |