VICTOR SX-DW77
¥165,000(2006年6月2日発売)
¥226,667(2009年10月1日価格改定)
解説
SX-DW7の後継機として開発されたアクティブサブウーファー。
ユニットには30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはSPパルプを主成分としたオーブン製法によるコーンを採用しており、SX-DW7より振動板の重量を3g増やした32gとする事で剛性を高めています。また、エッジ部には軽量で反応に優れたEPDM発泡ラバーを新たに採用しており、追従性を改善する事でMFBでは制御できないエッジの付帯音を軽減しています。
磁気回路には10,000gaussの強力な磁気回路と5層構造の特殊ボイスコイルを採用しています。
MFB(Motional Feed Back)方式を採用しています。
この方式ではボイスコイルに取り付けられたセンサーによって振動板の動きを直接捉え、音楽信号に強力に追従させています。これによりトランジェントを大幅に改善し、リズム感のずれない重低音再生を可能にしています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
フロントバッフルには30mm、リアバッフルには25mmのMDFを採用しており、天地両側面には25mm厚のパーティクルボードを採用しています。
外観はメープル突板を使用しており、SX-Lシリーズと統一感を持たせた色調の光沢塗装が施されています。
パワーアンプ部にはPWM Class-D電力増幅回路を採用しています。
ビクターでは最新のPower MOS-FETを厳選し、専用設計のPWM Class-D電力増幅回路を構成する事で最大出力600Wのハイパワーを実現しています。また、ローノイズで高効率な新開発スイッチング電源とMFB速度帰還の働きによって振動板を強力にドライブしています。
連続可変式のハイカットフィルターを装備しており、40Hz~120Hzの範囲で連続的にコントロールが可能です。
アダプティブ・コントロール回路を装備しており、どんな入力信号に対しても安定した動作を保持します。
機種の定格
方式 | アンプ部・1ウェイ・1スピーカー・密閉方式・フロア型・防磁設計(JEITA) |
<アンプ部> | |
実用最大出力(JEITA) | 600W(2Ω、100Hz) |
<スピーカー部> | |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 |
定格インピーダンス | 2Ω |
出力音圧レベル | 88dB/W/m |
<本体> | |
周波数特性 | 16Hz~250Hz |
ハイカットフィルター | 40Hz~120Hz(連続可変) |
入力インピーダンス | Low-level:22kΩ High-level:440Ω |
入力端子 | Low-level:L/R/Mono、RCA pin High-level:L/Rスピーカーターミナル |
出力端子 | L/Rスピーカーターミナル Mono RCA pin |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 90W |
外形寸法 | 幅390x高さ390x奥行445mm(スピーカーターミナル、サランボード含む) |
重量 | 25.0kg |
付属 | シグナルコード(5m)x1 スピーカーコード(3m)x2 電源コード フットx4 |