KENWOOD KT-6040
¥45,000(1991年頃)
解説
アドバンスド・アクティブレセプション・サーキットなどの新技術により、性能を向上させたFM/AMチューナー。
アドバンスド・アクティブレセプション・サーキットを搭載しており、マイクロプロセッサが入力レベル、隣接妨害、受信品位の項目を瞬時に判断し、RFセレクタ、IFバンドセレクタ、クワイティングコントロール等を18段階に制御しています。
遠距離の弱い電波を受信する際に、隣接した近距離局の妨害を排除しより多くの局を受信するため、通常2段のIFバンドセレクターを、Wide/Normal/Narrowの3段構成の3段IFバンドセレクターとしています。
フロントエンド部にはGaAS(ガリウム砒素)素子を採用しており、復調前段階でのC/N(キャリア信号/ノイズ成分)比のレベルアップを果たし、フロントエンドのダイナミックレンジを拡大しています。
ケンウッド伝統のチューナー技術である、ダイレクト・リニアレセプションサーキット(DLRC)、ディストーション・コレクティングサーキット(DCC)、ダイレクト・リニアループ・ディテクター(DLLD)を搭載しています。
S.N.P.S(ステーションネームプリセットシステム)、5連5ポイントシグナルメーターなどを表示するディスプレイを搭載しています。
39chプリセットメモリー、3局プログラムメモリー、ペンタクルサーキットを搭載しています。
ケンウッドのプリメインアンプ、AVアンプとシステムリモコン操作が可能です。
28キーフルリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | ステレオシンセサイザーFM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数範囲 | 76MHz~90MHz |
感度(75Ω) | mono:0.95μV/10.8dBf |
高調波歪率(Wide、1kHz) | mono:0.007% stereo:0.015% |
SN比(100%変調、85dBf入力) | mono:95dB stereo:86dB |
実効選択度(IHF) | Wide:60dB |
ステレオセパレーション(1kHz) | Wide:60dB |
周波数特性 | 30Hz~15kHz +0.5 -1dB |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 531kHz~1602kHz |
感度 | 10μV・250μV/m |
SN比 | 50dB |
高調波歪率(999kHz) | 0.35% |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 15W |
外形寸法 | 幅440x高さ97x奥行331mm |
重量 | 4.5kg |
付属 | リモコン |