オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

KT-6005の画像
 解説 

独自に開発したダブルスイッチング・デモジュレーター方式などを搭載することで、高音質化を図ったFM/AMチューナー。

ダブルスイッチング・デモジュレーター方式では、主スイッチング回路と、補助スイッチング回路の出力を左右対称にし、また逆位相をとり、両スイッチング回路の出力を加えることによって漏れ信号を打ち消すようにしています。また、補助スイッチング回路の前には位相補正回路を搭載しており、主信号と漏れ信号の位相を合わせるように設計されています。
これにより、IF段での主信号と補助信号の位相ズレが引き起す、セパレーションの悪化を防止しています。

雑音指数の低いデュアルゲートFETとRF増幅2段を採用して実用感度を向上させています。

容量が直線的に可変できる周波数直線型バリコンを採用しており、等間隔目盛を採用することで、選局しやすいスケールを実現しています。

独自の方法で開発したLC型フィルターを採用しており、SN比とほぼ同じ割合のキャリア・サプレッションを獲得しています。
また、発振バイアスの低い、漏れの大きなテープレコーダーで録音してもビートが起こるのを防いでいます。

チューナーのコイルは、構造から巻き方や、コアの配合剤の調整、コアとコアを被っているフェノール樹脂の温度特性を合わせるなどを行っており、温度や湿度に強いコイルとなっています。

機種の定格
型式 FM/AMチューナー
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz〜90MHz
アンテナインピーダンス 300Ω平衡
75Ω不平衡
感度 1.5μV/84MHz
クワイティングスロープ 55dB(3μV)
65dB(10μV)
70dB(50μV)
歪率 0.3%
SN比(100%変調、100μV入力) 70dB
キャプチャーレシオ 1.3dB
選択度(IHF) 80dB
イメージ比 90dB(84MHz)
IF妨害比 100dB(84MHz)
AM抑圧比 60dB
ハーモニック・スプリアスレスポンス 100dB
マルチパス出力 0.15V(垂直、水平とも)
マルチパスインピーダンス 20kΩ
<FM MPX部>
セパレーション 45dB(400Hz)
38dB(100Hz〜8kHz)
キャリアリーケージ -65dB
歪率 0.5%
SN比 65dB
周波数特性 50Hz〜15kHz +0.2 -0.5dB
100Hz〜10kHz +0.2 -1.0dB
SCA妨害比 65dB
<AMチューナー部>
受信周波数 520kHz〜1610kHz
感度 13μV(IHF)
300μV/m(バーアンテナ)
イメージ比 70dB
IF妨害比 70dB
SN比 50dB
選択度 35dB
歪率 1%
<総合>
定格出力(400Hz) FM(100%変調):1.5V
AM(30%変調):0.15V
出力インピーダンス 10.5kΩ
電源電圧 AC100V/117V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 20W
外形寸法 幅435×高さ153×奥行300mm
重量 8.9kg