KENWOOD LVD-7000
¥110,900(1989年頃)
解説
システムコンポーネントHD2シリーズのLDプレイヤー。
HD2シリーズではシャンペンシルバーのアルミパネルにグランドヒッコリー木目調サイドウッドを組み合わせたデザインを採用しています。
LVD-7000はLD(30cm、20cm)、CDV、CD(12cm、8cm)に加え、20cmLD薄手シングル盤に対応しています。
独立2モーターによるディスクローディングを採用しています。
ディスクを取り出し忘れた際に反りなどのトラブルを防ぐため、クランプを自動的に解除します。
2倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを搭載しています。
大型FL管を用いたディスプレイを搭載しています。
ディスクの種類、CCRS動作、EDIT実行時、リピート機能時、トータルタイム、20曲のミュージックカレンダー、プレイ表示、メモリータイム表示などの各種動作や機能を表示できます。
映像と音声の出力を2系統装備しています。
音声出力は光デジタルアウトと、LDソフトの音を優先的に出力するオートデジタルを搭載しています。マルチオーディオのソフトはリモコンでアナログ出力に切換できます。
各種リピート機能を搭載しています。
CCRS Edit ProIIを搭載しており、対応したカセットデッキと組み合わせる事で高品質なダビングや編集ダビングが行なえます。
カセットデッキ側のCCRSキーを押すとCDプレイヤーは録音するディスクの最大レベルをサーチします。そして、カセットデッキでは自動的にレックボリュームが回転し、このレベルに従ってダビングに最適な録音レベルに合わせます。
また、CCRSキーを押すだけで尻切れダビングを防ぐフェードアウトやイレースが自動的に動作しますが、CDプレイヤーのエディットキーをONにしてテープ時間を入力しておけば、テープの長さを最大限に生かすプログラム録音が可能です。
専用のワイヤレスリモコンが付属しています。
プレイやストップ、リピート、静止、コマ送り、サーチ、プログラムなどの操作が行なえます。
機種の定格
型式 | LDプレイヤー |
方式 | レーザービジョン方式 |
信号方式 | NTSCカラー方式 |
ワウフラッター | 測定限界以下(EIAJ) |
映像出力 | 1.0Vp-p/75Ω |
デジタル音声出力周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.5dB |
ダイナミックレンジ | 92dB |
全高調波歪率 | 0.007%(1kHz) |
デジタル出力 | オプティカル:-21~-15dBm(EIAJ、光ファイバー出力端子) |
映像出力 | NTSC方式RCAピン端子:2系統 |
最大外形寸法 | 幅377.6x高さ129x奥行410.5mm |
重量 | 11.8kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |