KENWOOD KX-W8020
¥48,000(1991年頃)
解説
A・B両デッキに録音機能を搭載したWクイックリバースデッキ。
BデッキにドルビーHX-PROとオートバイアスを搭載しています。
ドルビーHX-PROでは録音のバイアス量を自動調節し、テープの記録能力を向上させます。
また、オートバイアス機能では、テープの特性を検出し、低域と高域の異なる周波数での録音レベルが同じになるように、自動的にマイコンで調整します。
一つのソースから2本のテープに同時録音が可能です。
また、ノーマルだけでなく、ハイスピードのダビングも可能で、2本のテープでの長時間連続録音・再生にも対応しています。
ケンウッドのXSマークつきCDプレイヤーやLDプレイヤーと接続すると、そのプレイヤーが一番大きな音の部分を連続再生し、そのとき録音スタンバイ状態で録音レベルを合わせるだけで最適レベル値の設定が完了します。
まら、KX-W8020の操作によりCDプレイヤーを動作させることができ、シンクロレックが可能です。
DPSS機能を搭載しており、曲の頭の部分を次々に再生していくインデックススキャン(Aデッキ)が可能です。
タイマー連動ACインプットを採用しています。
ケンウッドのXS、XRマークつきAVアンプにシリアル接続すると、AVアンプ付属のリモコンで録音・再生機能をシステム操作できます。
機種の定格
型式 | Wレック、Wクイックリバースデッキ |
ヘッド(A・Bデッキ共通) | 録音・再生:ハードパーマロイヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
ワウ・フラッター | 0.06%(WRMS) |
周波数特性 | メタル:30Hz~16kHz |
SN比 | 72dB(Dolby NR C、ON時) |
歪率 | 0.6%(1kHz、ノーマル) |
外形寸法 | 幅440x高さ127x奥行268mm |
重量 | 4.7kg |