KENWOOD KX-5550
¥39,800(1993年頃)
解説
3モーターサイレントメカを採用したステレオカセットデッキ。
動作音、不要振動の少ない3モーターサイレントメカを採用しています。
A面からB面へのクイックリバースにより、長時間のダビングやエアチェックへ対応しています。また、CDなどのデジタル機器に対応してい高精度ハードパーマロイヘッドの採用により、高域特性を改善しています。
400Hzと10kHzのテスト信号のレベルを16段階に変化させテープに記憶し、それぞれの出力レベルにより適正バイアスを検出するオートバイアスを搭載してます。
また、同じ種類のテープで再録音を行う場合、再設定する必要のないバイアスプリセットも搭載しています。
ワンタッチ操作でカセットドアをOpen/Closeできるパワーローディング機構を搭載しています。
スタンバイ状態でもOpen/Closeが可能で、録音中イジェクト誤操作によるトラブルも防止できます。
ケンウッド独自のテープパス・スタビライザーを搭載しています。
内部振動と外部振動による影響を排除するために、板バネ方式に加え、圧縮コイルバネや特殊弾性ゴムを使用しており、カセットホルダーを閉じると、左右両端よりカセットハーフを包むようにしっかりと個性することで、振動を吸収しています。
CDダビング時にケンウッドのXSマークのついたCDプレイヤーかコンパチブルLDプレイヤーと接続することで、CDの信号をCDプレイヤーが自動検出し、それに合わせて電動ボリュームで録音レベルを自動設定するCCRS機能を搭載しています。
フェードイン・フェードアウトが自由に行える電動オートフェーダーを搭載しています。
A-Bリピート再生やタイマーREC/PLAYが可能です。
ドルビーHX PRO、B、Cを搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
ヘッド(A・Bデッキ共通) | 録音・再生:ハードパーマロイヘッド 消去:フェライトヘッド |
ワウ・フラッター | 0.07%(WRMS) |
周波数特性 | メタル:20Hz~18kHz ±3dB |
SN比 | メタル:73dB(Dolby NR C、ON時) |
入力感度/インピーダンス | ライン:100mV/47kΩ |
出力レベル/インピーダンス | ライン:775mV/1.4kΩ |
消費電力 | 20W |
外形寸法 | 幅440x高さ127x奥行276.4mm |
重量 | 4.4kg |