TRIO KX-51
¥65,000(1982年発売)
解説
D.P.S.S.(自動選曲装置)を搭載したステレオカセットデッキ。
トリオ独自のマイコンによりデッキ操作を可能な限りシンプルにしたD.P.S.S.を搭載しています。
これにより、飛び越し再生(Play中に早送りキー)、頭出し再生(Play中に巻戻しキー)、1曲リピート再生(Play中に再生キー)、片面フルリピート再生(早送りと巻戻しキー同時押し)、一発録音録り直し(録音中に巻戻しキー)などの機能が簡単にできます。
ヘッドには、透磁率が高く、小さな磁界で大きな磁束密度がとれるアモルファスヘッドを採用しています。
レベル設定が用意な左右各7ポイントのLEDレベルメーターを搭載してます。
ラインアンプとは独立した専用マイクアンプ回路を搭載しています。
テープセレクターは3ポジションの選択が可能なプッシュ式を採用しています。
再生イコライザーと録音イコライザー、録音バイアスを同時に切換えています。
再生専用デッキKX-5Pと組合わせてテープtoテープのダビング編集に便利なシンクロ端子を搭載しています。
ヒスノイズ低減に定評あるノイズリダクションシステム、ドルビーBタイプを搭載しています。
D.P.S.S.操作が一目でわかる、LED表示のD.P.S.S.インジケーターを搭載しています。
タイマースタンバイ機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
トラック形式 | ステレオ |
録音方式 | 交流バイアス(105kHz) |
ヘッド | 録音・再生:アモルファスアロイヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド |
モーター | キャプスタン・リールモーター:電子制御DCサーボモーター |
ワウ・フラッター | ±0.065% W・Peak(EIAJ) 0.04%(WRMS) |
早巻時間 | 約100秒(C-60) |
周波数特性 | ノーマルテープ:30Hz~15000Hz ±3dB クロームテープ:30Hz~16000Hz ±3dB メタルテープ:30Hz~16000Hz ±3dB |
歪率 | メタルテープ:1.0%(1kHz、3次高調波歪率、EIAJ) |
SN比 | EIAJ メタルテープ:55dB Dolby B on:66dB Dolby NR off:58dB |
入力端子 | マイク:1mV(適合インピーダンス600Ω) ライン:77.5mV(入力インピーダンス50kΩ) |
出力端子 | ライン:270mV(出力インピーダンス3.3kΩ) ヘッドホン:0.2mW(出力負荷インピーダンス8Ω) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W(電気用品取締法) |
外形寸法 | EIAJ:幅440x高さ107x奥行210mm 突起部含む:幅440x高さ117x奥行232mm |
重量 | 4.6kg |