TRIO KX-4000
¥43,800(1977年頃)
解説
バイアス・イコライザー切換えやノイズフィルターを搭載したステレオカセットデッキ。
ヘッドにはハードパーマロイヘッドを採用しています。
メカニズム部には真円度誤差0.1μの精密仕上げキャプスタンを採用しており、安定した回転を実現しています。
録音時に付加されるテープヒスやテープノイズを低減するノイズフィルターを搭載しています。
使用するテープに最適なバイアス値、イコライザー値で録再するため、バイアス2段(ノーマル/クローム)、イコライザー3段(ノーマル/クローム/エキストラ)切換えが可能です。
テープの走行が終了するとフルオートシャットオフ機構が作動し、テープやメカニズムへの負担を防いでいます。
テープの記録磁束密度160pwbを0VUの録音基準レベルとしたVUメーターを搭載しています。
テープの走行状態やテープ残量の確認がしやすいミラーを搭載しています。
市販のタイマーを接続することで留守録や目覚まし再生が可能なタイマースタートメカを搭載しています。
別売りオプションとしてキャリングハンドルがありました。
機種の定格
型式 | ステレオカセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ |
モーター | 電子制御DCモーター |
ヘッド | 録再:ハードパーマロイヘッド 消去:フェライトヘッド |
テープ速度 | 4.76cm/s |
ワウ・フラッター | 0.09%以下(WRMS) |
周波数特性 | クローム:30Hz~16kHz(40Hz~14kHz ±3dB) ノーマル:30Hz~14kHz(40Hz~13kHz ±3dB) |
SN比 | ノーマル:50dB以上 クローム:53dB以上 |
早送り・巻戻し | 80秒以内(C-60テープ時) |
総合歪率 | 1.5%以下(1kHz、0VU、ノーマルテープ) |
録音バイアス | 交流85kHz |
消去方式 | 交流消去 |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.2mV/8kΩ(ローインピーダンスマイク) Line:77.5mV/400kΩ Din:0.9mV/4kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Line、Din:0.5V/100kΩ |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅380x高さ140x奥行288mm |
重量 | 6.5kg |
別売 | キャリングハンドル D-5(左右1組、¥2,000) |