オーディオの足跡

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ST-8200の画像
 解説 

FMエアチェック向けの機能を搭載したFM/AMチューナー。

FM放送の低雑音音波受信方式をそのまま利用して録音・再生するFMローノイズ録音・再生方式を搭載しています。
この方式では、プリ・エンファシスのかかった信号をそのまま録音しており、再生の際にディ・エンファシスされる事でFM波のノイズだけでなくテープヒスノイズも減少させることが可能です。
また、従来どおりの録音・再生もスイッチの切換で可能です。

ピンクノイズ発生器を内蔵しており、この信号を目安にすることで、正確な録音レベルの設定が可能です。

フロントエンド部は、4極MOS FETを用いたRF増幅段、単複の同調回路により、、優れた混信排除能力を実現しており、局発回路は、アルミコア入り発振コイル、高周波低雑音トランジスタの採用など、テクニクス独自の設計手法により、周波数ズレの少ない構成となっています。

わずかな同調ズレを補正し、正確な受信を実現するため、ロックドチューニング回路を内蔵しています。

MPXステレオ復調回路には、安定したスイッチング信号が供給できるPLLと、2重差動方式のスイッチング回路をIC構成としセパレーションを向上しています。
また、ローパスフィルタには、15kHzにおいて相遅延特性が5.5μSという優れたものを用い、忠実な波形伝送やうねりの少ない平坦な周波数特性の実現を図っています。

別売りでウッドケースがありました。

機種の定格
型式 FM/AMチューナー
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz~90MHz
感度 0.9μV(75Ω)
高調波歪率(100%変調時) mono:0.15%
stereo:0.3%
SN比(400Hz、100%変調) 75dB
周波数特性 20Hz~15kHz +0.2 -0.8dB
選択度(IHF) 85dB
キャプチャーレシオ 1.0dB
イメージ妨害比 83dB
IF妨害比 105dB
スプリアス妨害比 95dB
AM抑圧比 55dB
ステレオセパレーション 45dB(1kHz)
35dB(10kHz)
リークキャリア(19kHz) -65dB
アンテナ端子 不平衡:75Ω
<AMチューナー部>
受信周波数 525kHz~1605kHz
感度(S/N比20dB) 30μV
選択度 25dB
イメージ妨害比(1000kHz) 45dB
IF妨害比(1000kHz) 45dB
<総合>
出力電圧 Output:0V~0.8V
Rec Out:0.7V
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 21W
外形寸法 幅450x高さ173x奥行385mm
重量 8.0kg
付属 フィーダアンテナx1
接続コードx1
別売 ウッドケース SH-780(¥4,000)