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| Technics SB-1000 |
※受注生産
\180,000(1台、1973年発売)
\220,000(1台、1974年頃) |
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スピーカーにおける諸特性の中で、特に歪の低減をテーマに、開発されたシステム。
使用ユニットはすべて新設計され、磁気回路、振動系、サスペンションにわたり新しい方法と材料を駆使し、また、システムとしても、ネットワーク、キャビネットにまで、徹底した低歪率構造を追及しています。
低域には30cmのコーン型ユニットが採用されています。
振動板には、多段式振動板抄造技術によるTCコーンを採用しています。ヤング率の高い材料で内部損失の大きな材料を挟み込み、3層1枚の振動板を抄造しています。
これにより、分割振動を押さえ中高音域の音圧特性をフラットに保っています。
さらに、ボイスコイル口径と、振動板口径の間にも分割振動を軽減するバランス関係があることに注目し、研究の結果、最良の口径として100φのボイスコイルを採用しています。
サスペンションには対称二重構造ダンパーを採用し、2次歪を解消しています。しかも、横方向の振動に対しても、ダンパーの効果は大きく、直線性の良さで定評の軟質発泡ウレタン凸型ロールハイコンプライアンスエッジと相まって、振動系の直線性を向上させています。
さらに、ポールピース中央に孔をあけて、ダストキャップ後部空室の空気圧の変動により発生する歪を少なく抑えています。
磁気回路による歪の原因である、磁性体内の過電流発生を抑えるため、高固有抵抗で、飽和磁束密度の高い特殊電磁鋼板の積層コアを、ポールピースプレートのボイスコイル近傍部に採用し、交流磁気回路のリニアリティを改善しています。
また、大振動時の駆動力リニアリティを良くするため、磁極幅を大きく、ボイスコイル幅を小さくしたロングプレートショートボイスコイルによるドライブ方式を採用しており、ボイスコイルは±7mmという大振幅でも一定磁束内でドライブされ、漏洩磁気によるリニアリティ損失も起こりません。
中域には多段式振動板抄造による3層すきTCダイアフラムの4.5cmドーム型ユニットが採用されています。
磁気回路には特殊電磁鋼板によるラミネートコアを採用し、磁気回路における歪を少なく抑えています。
また、ボイスコイルボビンをダブルダンパーで支持し、さらに吸音材でダンプされた有孔ポールピースとバックキャビティを設け、振動系のリニアリティを向上させています。
高域には20μ厚の極薄チタンをダイアフラムに採用した1.9cmドーム型ユニットを採用しています。
また、エッジにもチタンを採用しており、制動材とエッジ孔により低歪率化を実現しています。
さらに、アルミ系金属に比べ30%も軽量化されており、過渡特性も優れています。
磁気回路には飽和磁束密度が非常に高く、固有抵抗の大きいパーメンジュール(Fe-Co合金)を採用しており、19,000ガウスの磁束密度を得ています。
ネットワークも低歪率化を意識しており、チョークコイルにはケイ素鋼板Eコア巻きを採用しており、100Wの大出力時にも0.1%以上の超低歪率を実現しています。
また、コンデンサも一部にMPコンデンサを採用しています。
エンクロージャーは、9mm合板+18mm硬質パーチクルボード+9mm合板を重ね合わせた合計36mmという極厚3層エンクロージャーとなっています。
これにより歪や過渡特性、周波数特性悪化の原因となる共振を抑えています。また、内圧の上昇によるエンクロージャー表面からの不要放射も発生しません。
さらにユニットのダイカスト製フレームを角型に延長して、キャビネとバッフル一杯に組み込んだデザインとなっています。
直接接続のマルチ、フルレンジ入力端子を搭載しており、スイッチによる接触抵抗の増加を除去し、ダンピング劣化を防いでいます。 |
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| 方式 |
3ウェイ・3スピーカー・アコースティックサスペンション方式・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット |
低域用:30cmコーン型(EAS-30PL100S)
中域用:4.5cmドーム型(EAS-18KM100S)
高域用:1.9cmドーム型(EAS-12KH100S) |
| 再生周波数帯域 |
20Hz〜30000Hz |
| インピーダンス |
8Ω |
| 出力音圧レベル |
90dB/W/m |
| 最大入力 |
100W |
| クロスオーバー周波数 |
500Hz、5000Hz
マルチアンプ時
低〜中域:400Hz〜1kHz
中〜高域:2.5kHz〜7kHz |
| レベルコントロール |
中域用:+2〜0〜-6dB
高域用:+2〜0〜-6dB |
| 外形寸法 |
幅392×高さ582×奥行397mm |
| 重量 |
52kg |
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