Panasonic SV-E10
¥116,000(1991年頃)
解説
コンポシステムimagin(SS-E10)用に設計されたDATデッキ。
D/A変換部とA/D変換部の両方にMASHを採用しており、ゼロクロス歪やノンリニア歪を原理的に解消しています。
120分テープを27秒で巻き取ることができる最高400倍速の可変速サーチを搭載しており、アクセスタイムを大幅に短縮しています。
エンドサーチを搭載しており、テープに記録されている最終端を高速で探し出して停止することができます。
オートプログラムナンバーを搭載しています。
この機能では、録音開始後、音が出始めるところや、無音部が約2秒以上続いた後に音が出始めるところに自動的に曲番を記録できます。
また、マニュアルによる記録も可能です。
フェードイン/アウト機能を搭載しています。
デジタル制御を行うことで、常に一定レベルでの確実なフェーディング作業が可能です。
オートレックミュート機能を搭載しており、ワンタッチで約4秒間の無音部が創れます。
DATの録再規格S.C.M.S.に準拠したデジタル録音/再生が可能です。
機種の定格
型式 | DATデッキ |
<信号フォーマット> | |
テープ記録方式 | 回転ヘッド方式DAT |
標本化周波数 | 録音時:48kHz、44.1kHz、32kHz(デジタル入力自動切換) 再生時:48kHz、44.1kHz、32kHz(自動切換) |
量子化ビット数 | 16ビット直線 |
チャンネル数 | 2チャンネル、ステレオ |
<オーディオ(アナログ録音特性> | |
周波数特性 | 2Hz~22kHz ±0.5dB |
ダイナミックレンジ | 90dB以上(EIAJ) |
SN比 | 90dB以上(EIAJ) |
全高調波歪率 | 0.008%以下(1kHz、EIAJ) |
ワウ・フラッター | 測定限界以下(EIAJ) |
<入力端子> | |
デジタル入力 | 同軸(75Ω)、光、切換えスイッチ搭載 |
<メカニズム> | |
ヘッド | アモルファス・フェライト複合型 |
シリンダ直径 | 30mm |
シリンダ回転数 | 2000r.p.m.(録音・再生時) |
サーチ速度 | 最大400倍速 |
早巻時間 | 約27秒(120分テープ) |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 24W |
外形寸法 | 幅445x高さ97x奥行336mm |
重量 | 5.6kg |