Technics SU-3050
¥36,800(1975年頃)
解説
マイクミキシングが楽しめるマイク専用回路を搭載したプリメインアンプ。
メインアンプ部は、全段直結差動増幅OCL回路をIC2個で構成しています。
OCL回路では低域のダンピングファクタ劣化がないため、スピーカーに十分な制動をかけられ、引き締まった低音再生が可能です。また、差動増幅器は同相入力の形で加わる外乱(温度変動、電源変化、ノイズetc)を排除しています。
イコライザ回路には、2段直結構成のICを採用しており、信頼性を高めるとともに余裕のあるダイナミックレンジを得ることで、クリップによる歪の発生を抑えています。
2系統のテープモニタ回路を搭載しています。
ハイフィルタを搭載しています。
2系統のスピーカー出力を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
回路方式 | 全段直結差動増幅OCL回路 |
ミュージックパワー | 50W(4Ω) 44W(8Ω) |
実効出力(1kHz、両ch駆動) | 15W+15W(4Ω) 14W+14W(8Ω) |
出力帯域幅(8Ω) | 5Hz~50kHz -3dB |
高調波歪率 | 0.8% |
SN比 | Phono:74dB |
ダンピングファクター | 35(8Ω) |
Phono最大許容入力 | 90mV(1kHz) |
トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
ハイフィルター | 8kHz、-6dB/oct |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 38W |
外形寸法 | 幅386x高さ115x奥行299mm |
重量 | 5.7kg |