オーディオの足跡

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ST-JX500の画像
 解説 

ソニー独自のダイレクトコンパレータ方式を採用したFM/AMチューナー。

ソニー独自の高速PLL-ICを採用することで、シンセサイザーチューナーの比較周波数を受信ステップと同じ100kHzにしたダイレクトコンパレータ方式を採用しています。これによりノイズやビートを大幅に低減し、SN比を改善しています。

FM/AM合わせて10局をランダムにプリセットできます。このメモリーには、ミューティングのON/OFFなどの設定状態まで記憶するマルチプロセスメモリーを採用しています。

数局にまたがる留守録音を可能にしたプログラムメモリー機能を搭載しています。
別売りプログラムタイマーを接続し、指定したプリセット局を順番に、最大4局まで呼び出せます。

弱電界局を探しやすいマニュアルチューン機能を搭載しています。また、次々にバンド内の局をサーチし、電波を捉えると約4秒間受信し次に移るスイープチューン、自動的に局を探すオートチューンの3つのチューニング方式を搭載しています。

プリセット局を次々に呼び出し、番組のチェックができるメモリースキャン機能を搭載しています。

FL表示管による集中ディスプレイを搭載しています。

フロントエンド部にはデュアルゲートMOS FETを使用しています。

電源コードには極性表示付き無酸素銅線を使用しています。

オーディオ専用パーツを厳選使用しています。

機種の定格
型式 FM/AMチューナー
回路方式 PLLデジタル周波数シンセサイザー
クォーツロック方式、スーパーヘテロダイン
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz~90MHz
アンテナ端子 75Ω不平衡/300Ω平衡
中間周波数 10.7MHz
SN比50dB感度 mono:3.5μV(IHF)/16.1dBf(新IHF)
stereo:43μV(IHF)/37.9dBf(新IHF)
実用感度 1.8μV(IHF)/10.3dBf(新IHF)
SN比 mono:90dB
stereo:88dB
高調波歪率(1kHz) mono:0.06%
stereo:0.09%
混変調歪率 mono:0.06%
stereo:0.09%
ステレオセパレーション 55dB(1kHz)
周波数特性 30Hz~15kHz +0.2 -0.5dB
実効選択度 80dB(400kHz)
70dB(300kHz)
キャプチャーレシオ 1.0dB
AM抑圧比 65dB
イメージ妨害比 80dB
IF妨害比 90dB
スプリアス妨害比 100dB
RF相互変調妨害比 74dB(IHF)
キャリアリーク抑圧比 76dB
ミューティングレベル 30dBf
オートチューニングレベル 30dBf
出力レベル/インピーダンス 750mV/2.2kΩ
<AMチューナー部>
受信周波数 522kHz~1,602kHz
アンテナ ビルトイン、EXT端子付
中間周波数 450kHz
感度 46dB/m(ビルトインANT)
100μV(EXT ANT)
SN比 55dB(50mV/m)
高調波歪率 0.3%
選択度 38dB(10kHz)
35dB(9kHz)
イメージ妨害比 42dB
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 11W
外形寸法 幅430x高さ55x奥行300mm
重量 2.9kg
付属 FMリボンアンテナ
F型アンテナプラグ
局名表示ラベル
ステレオ接続コード