SONY ST-A35
¥35,000(1980年頃)
解説
アキュレートサーボロック機構を採用したFM/AMチューナー。
簡単に最低同調点が正確に選べ、安定した同調が得られることを重点目標に開発された、アキュート・サーボ・ロック機構を搭載しています。LEDインジケーターを見ながら、希望の局を最適同調点(歪率最少、最良セパレーション)のポイントで受信し、しっかりとロックして安定した受信状態を維持します。
チューニング(ロック)の指示は、グリーンのLEDとその両側に配された赤いLEDで行い、グリーンのLEDが輝けば、そこがアキュレートサーボロックされた最適同調点となります。
フロントエンドには4連デュアルゲートMOS FETを搭載しており、妨害排除能力を高めています。
さらに新開発Quadrature検波トランスなどの採用により、SN比を改善しています。
IF段にはユニフェイズ・フィルター、MPX部にはPLL-ICを搭載しています。
CAL-TONE回路や5セグメントLEDシグナルインジケーター、ミューティングレベルHigh/Low切替えスイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
実用感度 | 1.9μV |
ステレオ歪率 | 0.15% |
実効選択度 | 80dB |
スプリアス妨害比 | 80dB |
セパレーション | 50dB |
消費電力 | 8W |
外形寸法 | 幅430x高さ80x奥行345mm |
重量 | 4.1kg |