SONY TC-K2
¥44,800(1977年頃)
解説
タイマーを組み合わせることで留守録音が可能なステレオカセットデッキ。
モーターにはFG付きサーボモーターを搭載しています。
このモーターには、モーター軸に直結したFG(周波数発電機)から発生する電圧の変化を利用して回転数を制御する方式が採用されており、負荷変動に対して強く安定したテープ走行が得られています。
ヘッドには、コア部だけでなくガード部にまでフェライトを使用した、オールフェライト構造のF&F(フェライト&フェライト)ヘッドを採用しています。ヘッドギャップの精度の良さや高域特性の良さに加え、優れた耐摩耗性を持っています。
バイアスとイコライザーが独立して3段切換できるテープセレクターを搭載しています。
別売りタイマーを使用することで留守録音や目覚まし再生が可能です。
スムーズなソフトイジェクトメカニズムを採用しています。
オートシャットオフメカニズムを採用しています。
別売りのオーディオハンドルが取り付けられ、ラックにマウントすることができます。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 消去:1 録再:1 |
モーター | FG付きサーボモーター |
SN比 | 58dB(ピークレベル、デュアドカセット) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz(デュアドカセット) |
ワウ・フラッター | 0.08%wrms |
歪率 | 1.5%(デュアドカセット) |
消費電力 | 6W |
外形寸法 | 幅410x高さ145x奥行290mm |
重量 | 5.6kg |
別売 | オーディオハンドル AH-4(¥2,500) |