オーディオの足跡

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TC-4300SDの画像
 解説 

ソニーの最初の正立透視型デッキシリーズとして発売されたコンポスタイル・カセットデッキ。

メカニズム部に正立透視型を採用しており、カセットを入れた時にカセットが垂直に正立します。
これにより、カセットのラベルに書かれた文字の確認がし易くなり、さらにヘッドクリーニングやヘッド消磁が簡単に行えるようなっています。
また、カセットの背後のシースルー照明により、テープの残量が確認できます。

ヘッドには、オールフェライト構造によりパーマロイの約200倍の耐摩耗性と優れた高域特性を得たF&F(フェライト&フェライト)ヘッドを採用しています。

別売りのタイマーを接続することで、留守録音や目覚まし再生が可能です。
タイマースタンバイ中はピンチローラーがキャプスタンから離れ、メカに負担がかかりません。

エアダンパーの働きによるソフトイジェクト機構を採用しています。

テープ固有のヒスノイズを低減するドルビーNRシステムを搭載しています。

瞬時的な過大入力を抑え、自動的に適正な録音レベルを保つリミッターON/OFFスイッチを搭載しています。

バイアス3段とイコライザー3段のテープセレクターを搭載しています。

ステレオライン入力ジャックをフロントパネルに搭載しています。

大型VUメーターを搭載しています。
また、VUメーターで追いきれない一瞬の過大入力を感知して点灯するピークレベルメーターを搭載しています。

ライン入力用のレベルコントロールを搭載しています。

ライン入力回路と独立したマイク回路を搭載しており、マイク入力にもレベルコントロールを搭載しています。
このため、ラインとマイクのミキシング録音が可能です。

ライン入力レベルコントロールを搭載しています。

MPXフィルターのON/OFFが可能です。

モーターにはFG付き周波数制御サーボモーターを採用しています。

オートシャットオフ機構を搭載しています。

機種の定格
型式 ステレオカセットデッキ
テープ速度 4.8cm/s
トラック方式 4トラック2チャンネルステレオ
録音時間 往復120分(C-120使用時)
SN比(ピークレベルにて) 59dB(Fe-Cr、dolby off)
55dB(CrO2、dolby off)
53dB(Normal、dolby off)
Dolby on:5dB改善(1kHz)、10dB改善(5kHz以上)
総合歪率 1.7%(Fe-Cr)
周波数特性 20Hz~16kHz/30Hz~15kHz ±3dB(Fe-Cr)
20Hz~16kHz/30Hz~15kHz ±3dB(CrO2)
20Hz~14kHz(normal)
ワウ・フラッター 0.08%wrms
入力端子 マイクジャック(標準ジャックx2)
 最小入力レベル:0.2mV
 ローインピーダンスマイク用
ライン入力ジャック(ピンジャックx2、バイノーラルx1)
 最小入力レベル:0.06V
 入力インピーダンス:100kΩ
出力端子 ライン出力ジャック(ピンジャックx2)
 規定出力:0.775V(100kΩ負荷時)
 負荷インピーダンス:10kΩ以上
ステレオヘッドホンジャックx1
 負荷インピーダンス:8Ω
録再コネクター 入力インピーダンス:10kΩ以下
出力インピーダンス:10kΩ以下
使用半導体 トランジスタ:24個
IC:3個
ダイオード:13個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 6.5W
外形寸法 幅430x高さ168x奥行310mm
重量 7.5kg
付属 接続コード(RK-74H)x2
ヘッドクリーニング棒1セット