SONY VC-8E
¥13,000(1960年代後半頃?)
解説
ESシリーズのMCカートリッジ。
特性表や数値で表された性能だけでなく、聴感での良さも追求するため、何回もの試作研究を行って開発されました。
出力電圧が4mVあり、一般のMM型と同等となっています。
また、従来のMCカートリッジの針交換の面倒くささを解消するよう、簡単に交換ができる構造を採用しています。
機種の定格
| 型式 | ムービングコイル型ステレオカートリッジ |
| 周波数特性 | 10Hz~2.5kHz |
| チャンネルセパレーション | 30dB(1kHz) 20dB(10kHz) |
| チャンネルバランス | ±0.5dB(1kHz) |
| 出力電圧 | 4mV±2dB(1kHz、50mm/s) |
| 直流抵抗 | 40Ω |
| インピーダンス | 約40Ω(10Hz~2.5kHzにて) |
| 負荷インピーダンス | 40Ω~100kΩ |
| コンプライアンス | 30x10-6cm/dyne(縦・横とも) |
| 針先半径 | 0.2x0.8mil(楕円針)ダイヤモンド |
| 適正針圧 | 0.5g~2g |
| 取付寸法 | JIS規格による |
| 外形寸法 | 上記寸法図参照 |
| 自重 | 15.5g |
| 交換針 | ND-111E(¥6,500、標準交換針、0.2x0.8mil楕円ダイヤ針) ND-112G(¥5,000、0.5mil丸・ダイヤ針) |