SONY NR-500
¥29,800(1981年発売)
解説
ヒスノイズを20dB(5kHz)低減するドルビーNR・Cタイププロセッサー。
ドルビーNR・Cタイプのノイズ低減量は100Hzで3dB、1kHzで18dB、5kHzで20dBとなっており、ヒスノイズを殆ど感じない領域まで低減できます。
ブリージング(息つぎ現象)を抑え効果的にノイズを低減するスライディング・バンド方式を採用しています。
テープの高域飽和レベルを改善するアンチ・サチュレーション回路を搭載しています。
2ヘッド及び3ヘッドの幅広いデッキに対応しています。
録音同時モニターはできません。
レベルチェックインジケーターを搭載しています。
オールフロントコントロール式の再生CALボリュームをL/R独立で搭載しています。
再生レベル調整を容易にするため、基準レベル用カセットテープが付属しています。
機種の定格
型式 | ドルビーNR・Cタイププロセッサー |
回路構成 | ドルビーNR・Cタイプ ステレオ録音または再生 |
SN比改善量 | 100Hz:3dB 1kHz:18dB 5kHz:20dB |
テープ飽和量改善レベル | 4dB(9kHz以上) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±3dB |
入力レベル/インピーダンス | ラインイン(エンコーダー入力):基準-10dB/50kΩ デコーダー入力:基準-5dB/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | ラインアウト(デコーダー出力):-5dB/10kΩ エンコーダー出力:-10dB/10kΩ |
消費電力 | 7W |
外形寸法 | 幅430x高さ55x奥行285mm |
重量 | 3.2kg |
付属 | ステレオ接続コード2本 基準レベルテープ(カセット)1巻 |