SONY TA-AV790D/TA-AV790DG
TA-AV790D:¥100,000(1994年発売)
TA-AV790DG:¥105,000(1994年発売)
解説
デジタル入出力端子を搭載したドルビープロロジック&DSP搭載AVアンプ。
入力3系統・出力1系統の光デジタル端子を搭載しており、デジタル接続の場合には、A/D変換のプロセスを経由することなく、デジタル信号のままダイレクトにDSP部へ入力できます。これにより歪やノイズ特性、セパレーション特性にも優れたデジタルサラウンド再生が行えます。
DSPにはドルビープロロジックや8モードの音場プログラムを搭載しています。また、ルームサイズやシートポジションなどの音場調整が行える4種類のパラメーターを内蔵しています。特に、シアターとライブコンサートの2モードでは、ドルビーサラウンド・デコーダーの出力に、映画館、コンサートホールの音響効果をそれぞれ付加することができ、ドルビーステレオ方式の映画/音楽ソースをより効果的に楽しめます。
Sビデオ端子付き映像系入力を6系統、オーディオ系入力を5系統搭載しており、ハイビジョン放送の3-1ステレオなどに対応する4ch音声・5入力端子を搭載しています。
スルー再生機能を搭載しています。
フロント、リア、センター独立に調整可能なトーンコントロールを搭載しています。
フロントとリアは2バンド方式となっています。また、センターは中心周波数を5種類の中から選択できます。
センターチャンネルはスピーカーが2本接続できるデュアルセンター方式に対応しています。
映像ソースと音声ソースを自由に組み合わせて出力可能なミックスモードを搭載しています。
ブラックカラーのTA-AV790Dと、チタニウム・グレーでサイドウッド付きのTA-AV790DGの2種類がありました。
TA-AV790DとTA-AV790DGでは、ディスプレイ表示の色の一部が異なります。
プログラマブルリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
<アンプ部> | |
実用最大出力 (EIAJ、6Ω) |
フロント:120W+120W センター:120W リア:50W+50W |
実効出力 | フロント:90W+90W(20Hz~20kHz、6Ω) |
周波数特性 | Line系:10Hz~50kHz +1 -3dB(フロント、ソースダイレクト時) |
高調波歪率 | 0.03%以下(6Ω負荷、80W出力) |
SN比(Aネットワーク) | Line系:92dB(フロント、ソースダイレクト時) Digital:98dB(フロント、ソースダイレクト時) |
<サラウンド部> | |
モード | ドルビー/ホール/オペラ/ジャズクラブ/スタジアム/ シアター1/シアター2/ライブコンサート |
ディレイタイム | 15.0ms~30.0ms、0.1msステップ(ドルビーサラウンド) |
エフェクトレベル | 20段階 |
インプットバランス | オート |
<トーンコントロール部> | |
フロント | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
センター | 1バンドイコライザー 中心周波数:100Hz、330Hz、1kHz、3.3kHz、10kHz 可変範囲:±6dB、1dBステップ |
リア | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 240W |
外形寸法 | TA-AV790D:幅430x高さ160x奥行425mm TA-AV790DG:幅470x高さ160x奥行425mm |
重量 | TA-AV790D:14.3kg TA-AV790DG:15.4kg |
付属 | システムリモコン RM-P790 |