SONY STR-X77
¥100,000(1981年発売)
解説
プリセット機能が充実したステレオレシーバー。
12のプリセットアクセサリーキーを搭載しており、ワンタッチで最適状態のサウンドを呼び出す事が可能です。
通常は収納されているトレイ部のプリセットプログラムユニットを用いて音楽ソースに合った最適状態をメモリーします。プログラム内容は、プログラムソース(Phono、FM、AM、Tape、Aux)、レベル調整(FMを基準に他のソースを±10dB可変)、放送局状態(Mode、Muting)、TONE(高音、低音各±10dB、2dBステップ)、FILTER(High、Subsonic)、バランス(±10dB、1dBステップ)の6種類が行なえます。
12のプリセットボタンには差替え可能な表示板を収納できます。
主要操作部にはフェザータッチのオールプッシュコントロールを採用しており、33のボタンで39の機能を操作できます。
ディスプレイ部には蛍光表示管を用いた集中ディスプレイを採用しており、再生中のソースや再生状態が確認できます。
アンプ部にはレガートリニアDCパワーアンプを採用しています。
電源部にはパルス電源を採用しています。
チューナー部にはハイスピードPLL ICを用いたクォーツロックシンセサイザー方式を採用しており、高い同調精度を実現しています。
機種の定格
型式 | ステレオレシーバー |
<アンプ部> | |
出力 | 30W+30W(8Ω、20Hz~20kHz) |
高調波歪率 | 0.008%以下(定格出力時) |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76.0MHz~90.0MHz |
実用感度 | 1.9μV/10.8dBf |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 522kHz~1,602kHz |
実用感度 | 200μV/m(バーアンテナ使用時) |
<総合> | |
外形寸法 | 幅430x高さ80x奥行365mm |
重量 | 6.1kg |