OTTO/SANYO DCA-170X
¥39,800(1972年頃)
解説
1400シリーズと統一のデザインを採用したマトリクス4ch方式デコーダー内蔵のプリメインアンプ。
DCA-170XはDCA-1400に4チャンネル化のクォードライザを組み込んだもので、ステレオプリメインアンプとしても4チャンネルリア用アンプとしても使用できる設計となっています。
4チャンネルシステムを構成する場合はDCA-170Xとスピーカー1組を既存のステレオシステムに追加します。
パワーアンプ回路には全段直結ピュアコンプリメンタリー回路を採用しています。
差動増幅回路を採用しています。
プリアンプ部のトーンコントロールはリア用としても使用できます。
クォードエフェクトのホール設定にはBSE回路を採用しています。
機種の定格
型式 | 4チャンネルリア兼用プリメインアンプ |
実効出力 | 20W+20W(8Ω、歪率0.8%) |
周波数特性 | 15Hz~100kHz -1dB |
パワーバンドワイズ | 10Hz~100kHz -3dB(IHF) |
高調波歪率 | 0.8%(定格出力時) 0.05%(1W出力時) |
入力感度/インピーダンス | Phono1/2:2.5mV/50kΩ Aux1/2、Tape PB 2ch/4ch、Tuner:100mV/100kΩ |
SN比 | Phono1/2:70dB Aux1/2、Tuner、Tape PB:75dB以上 |
トーンコントロール | Bass:±12dB(100Hz) Treble:±12dB(10kHz) |
ラウドネスコントロール(Volume-30dB) | +10dB(100Hz)、+3dB(10kHz) |
ハイフィルター | 5kHz、-6dB/oct |
残留雑音 | 1.5mV以下 |
ダンピングファクター | 100(50Hz、8Ω) |
出力インピーダンス | 4Ω~16Ω |
付属回路 | テープモニター(4ch、2ch) モード切換 クォードイフェクト切換 プリメイン分離端子 出力レベル切換 DIN端子 ヘッドホン端子 ACアウトレット |
使用半導体 | トランジスタ:37個 ダイオード:20個 |
外形寸法 | 幅295x高さ105x奥行255mm |
重量 | 5.0kg |