TAD TL-1601b
¥85,000(1991年頃)
¥105,000(1999年頃)
¥147,000(2005年頃)
解説
TL-1601aをベースとし、基本性能はそのままに、デジタルソース時代のプロフェッショナル・ユースに応えるために開発された40cmコーン型ウーファー。
TL-1601aの持つ、強靭かつ軽量のコーン、特殊ダンプ剤を塗布したコルゲーションタイプ布エッジ、アルミダイカストフレームといった特長を継承するとともに、より高いレベルの高耐入力設計が導入されてます。
これは、高入力時に至るまで高性能を持続させるという設計思想をさらに追及したもので、ボイスコイルボビンに通気孔を設け、フレームの開口穴と磁気回路の中心穴により、強制空冷を行う等の方式により、最大入力値を500Wまで向上させてます。
マグネット素材のより一層のグレードアップを図っており、12,400gaussの磁束密度を獲得しています。リニアリティの良い振動指示系やロングボイスコイルにこの高磁束密度の磁気回路を加えることにより、出力音圧レベル97.5dBを達成しています。
信号入力経路にも改良が加えられており、万力タイプの大型端子を搭載することにより、極太のスピーカーケーブルの使用が可能になったほか、低インピーダンスOFC(無酸素銅)錦糸線を採用し、入力信号をストレートにボイスコイルに伝達しています。
TL-1601aと全く同一の外形寸法とすることで互換性を高めています。
機種の定格
型式 | 40cmコーン型ウーファー |
ボイスコイルインピーダンス | 8Ω |
最低共振周波数 | 28Hz |
再生周波数帯域 | 28Hz~1kHz |
定格入力 | 200W |
最大入力 | 500W |
出力音圧レベル | 97.5dB/W/m |
等価質量(無限大バッフル) | 117gr |
Qo | 0.31 |
総磁束 | 277,000maxwell |
磁束密度 | 12,400gauss |
バッフル開口 | 352mm |
取付寸法 | 370mm(8穴式) |
外形寸法 | 直径φ400x奥行167mm |
重量 | 11kg |
付属 | 取付ネジ(M5x40)x8 平座金x8 ナットx8 鬼目ナットx8 密閉パッキン(1/4)x4 |
別売 | 補修用ダイアフラムアッセイ DP-1603 (¥34,000(05年頃)、¥24,000(99年頃)) |