オーディオの足跡

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F-757の画像
 解説 

DDDtypeIVやMPX NRなどの新開発技術を搭載し、低歪、高S/Nを追求したシンセサイザーチューナー。

電波をデジタル変換してダイレクトにオーディオ信号に復調し、低歪と高S/Nを実現したDDDをさらに進化させたDDDtypeIVを搭載しています。
IFフィルターで発生する歪を低減するため、パイオニア独自の新開発リニアライザーによって復調信号を入力部に帰還させて解消しており、より高いS/N・セパレーションを実現しています。

フロントエンドには高精度4連フロントエンドを搭載しています。
同調素子は、ツインバリキャップ、リニアリティに優れたデュアルMOS-FETのRF増幅部、バランスドミキサー回路として、高い精度の受信部を構成し相互変調特性を10dB以上改善しています。
また、フロントエンド入力にRFアッテネーター回路を搭載しており、妨害排除能力をさらに高め、隣接局の影響を抑えています。

新開発のオリジナルICによるMPX NRを搭載しており、弱電界受信時にもS/N比を改善しています。

ハニカムシャーシや大型インシュレーター、ローカルOSCモジュールへの樹脂の充填などにより防振対策を徹底しています。
また、S/Nや歪を改善したFDNRによるローパスフィルターや、独立の歪の調整回路で動作するノーマル/スーパーナロー切換えなどの技術を採用してます。
さらに、オーディオ専用パーツや無酸素銅線を用いた電源部を採用しています。

AMやFMモノラルでも自然なステレオ感が得られるスペクトラムシミュレーテッドステレオや36局ランダムプリセット、2系統アンテナ入力などの機能を搭載しています。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 FM/AMデジタルシンセサイザーチューナー
<FMチューナー部(新IHF)>
受信周波数 76MHz~90MHz
実用感度 mono:9.3dBf(0.8μV/75Ω)
SN比 mono:100dB
stereo:92dB
高調波歪率
mono: 0.008%(100Hz)
0.005%(1kHz)
0.01%(10kHz)
stereo: 0.01%(100Hz)
0.008%(1kHz)
0.05%(10kHz)
キャプチャーレシオ 0.8dB
実効選択度(400kHz) Normal:75dB
Super narrow:90dB
ステレオセパレーション 70dB(1kHz)
54dB(20Hz~10kHz)
周波数特性 20Hz~15kHz +0.2 -0.8dB
イメージ妨害比 80dB
IF妨害比 100db
AM抑圧比 80dB
スプリアス妨害比 80dB
サブキャリア抑圧比 65dB
ミューティング動作レベル 23.2dBf(4μV/75Ω)
アンテナ 75Ω不平衡型
<AMチューナー部>
受信周波数 522kHz~1629kHz
実用感度(付属ループアンテナ) 150μV/m
選択度 40dB(±9kHz)
SN比 50dB
イメージ妨害比 40dB
IF妨害比 60dB
アンテナ ループアンテナ(付属)
<総合>
出力レベル/インピーダンス FM(100%変調):650mV/900Ω
AM(30%変調):150mV/900Ω
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 16W(電気用品取締法)
5.4W(スタンバイ時)
外形寸法 幅420x高さ86x奥行316mm
重量 4.1kg
付属 リモコン