Pioneer S-X3II
¥18,000(1台、1979年頃)
解説
新書版サイズにスピーカー作りのノウハウを詰め込んだスピーカーシステム。
低域には10cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはストレートコーンを採用しており、ボイスコイルボビンには耐熱アルミボビンを採用しています。
磁気回路には80φmmのフェライトマグネットを採用しています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板は温度や湿度の変化に強いポリエステル系繊維を使用しており、表面に特殊制動剤を塗布する事で透明感のある音質としています。また、フレームにはアルミダイキャストを採用しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
素材に比重が大きい高密度材料を用いた一体成型となっており、余分な響きを抑えて分解能を高めています。また、吸音材にはナイロン系のものを使用しており、定在波を抑えています。
背面に壁掛け用の穴が設けられており、壁面使用が可能です。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:10cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 6.3Ω |
再生周波数帯域 | 50Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 83.5dB/W/m |
最大入力 | 50W |
瞬間最大入力 | 100W |
外形寸法 | 幅118x高さ188x奥行112mm |
重量 | 3.4kg |