PHILIPS AH587
¥139,000(1台、1980年頃?)
解説
MFB方式を採用したアクティブスピーカーシステム。
MFB方式は、ウーファーのコーン紙の頂点に装備された圧電素子(PXE)がコーン紙の加速度を検出・電圧変換し、電圧と入力信号をコンパレータで比較する構造となっています。これにより再生音波をオリジナルの波形と同一にすることが可能となり、歪成分を強制的にキャンセルできます。
2ウェイマルチアンプ構成となっており、入力信号はエレクトロニクス・クロスオーバー・ネットワークによって中高音域と低音域に分割し、それぞれ専用のアンプで駆動しています。
低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しており、中域にはコンビドーム型スコーカーを搭載しています。
高域にはドーム型ツィーターを搭載しています。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・3ウェイ・3スピーカー・MFB方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 中域用:コンビドーム型 高域用:ドーム型 |
周波数特性 | 27Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 109dB |
クロスオーバー周波数 | 650Hz、3.5kHz |
アンプ出力 | 低域用:50W 中域用:20W 高域用:5W |
アンプ高調波歪 | 0.1%以下(40W) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 100W |
外形寸法 | 幅300x高さ487x奥行237mm |
重量 | 13.9kg |