ONKYO D-100
¥22,000(1台、1989年頃)
解説
小型スピーカーの音の解析を徹底して行い、のびのびとした音を作り上げるノウハウを取得し、小型スピーカーの宿命である低域再生能力や能率の不足を改善したスピーカーシステム。
低域にはハイクリスタルデルタオレフィン14cmコーンウーファーを採用しています。
コーンは独自のS字カーブ形状に成型することで、fh(高域共振周波数)のピークとエッジの反響振による特性の乱れのない周波数特性を得ています。
さらに、D-500と同じ径の30φmmボイスコイルを採用しており、80φx4φx12mm、70φx32φx8mmのダブルマグネットによる強力な駆動力で小口径ユニットながら高能率を実現しています。
高域には新開発の酸化チタンコーティングの2.5cmソフトドーム型トゥイーターを採用しています。
ポリエステル繊維をベースに、酸化チタンをブレンドした特殊材料をコーティングして、ソフトドーム本体の高内部ロスに加えて、高域特性の改善を図っています。
また、マグネットは80φx40φx12mm、キャンセル用70φx32φx10mmの防磁設計ダブルマグネットとなっています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:14cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 40Hz~30000Hz |
最大入力 | 130W(EIAJ) |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 4kHz |
外形寸法 | 幅196x高さ315x奥行221mm |
重量 | 5.0kg |