McIntosh MC2255
¥1,098,000(1982年発売)
解説
マッキントッシュが、「より良い音をより長く」というポリシーを、より確実に具体化するための独自の工夫をこらしたステレオパワーアンプ。
独自のパワーガード機構を搭載しています。
回路内に入力信号と出力信号の波形状態を比較する波形比較回路を内蔵し、高調波歪総量0.5%以上になると入力を制限してクリップ状態を防ぐと共に、スピーカーを安全に保護します。
自己診断装置を搭載しており、回路を7つに分けて自動チェックし、トラブル箇所があった場合には修理を施すまでスピーカーへの出力を自動的に止め、無理な作動による呼称を防いでいます。
マッキントッシュが独自に開発したアウトプットトランスの採用により、インピーダンスマッチングを大幅に向上させると共に、パワートランジスタを通常のアンプより20℃程度低い温度で作動することが可能となっています。
このため、ゆとりをもって大出力を引き出す事が出来、システムの能力が発揮できる時間を延ばしています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
実効出力 | stereo:250W+250W(1Ω~8Ω) mono:500W(0.5Ω~16Ω) |
入力感度/インピーダンス | 750mV、2.5V/50kΩ(切換可) |
入力レベル調整 | 左右独立連続可変 |
全高調波歪率 | 0.02%(0.25W~実効出力時、20Hz~20kHz) |
混変調歪率 | 0.02%(0.25W~実効出力時、20Hz~20kHz) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0 -0.25dB |
SN比 | 95dB |
ダンピングファクター | 30以上 |
パワーガード | 2%以下(1kHz、20dB) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 1.4kW(実効出力時) |
外形寸法 | 幅411x高さ181x奥行368mm |
重量 | 37.2kg |