Marantz Imperial 8
¥134,000(1台、1975年頃)
解説
マランツのフロア型スピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
4層アルミナイズドボイスコイルを採用しています。
中域にはコーン型ミッドレンジを3個搭載し、高域には音響的マテリアルでコーティングされたコーン型ツィーターを2個搭載しています。
中高域のユニットはエアカップルされたロータブルボードにマウントされており、歪を抑えつつ音の拡散効果を高めています。ロータブルボードを回転して固定する事で横置き設置時にも対応しています。
ユニットレイアウトには左右対称のミラーイメージングを採用しており、ステレオイメージと音響拡散効果がシンメトリーになってステレオセパレーションを改善しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
フロントグリルにはダイヤモンドカットグリルを採用しており、デザイン性を高めると共に音響拡散効果を高めています。
縦置きと横置きのどちらにも対応しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・6スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中域用:コーン型x3 高域用:コーン型x2 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 40Hz~18kHz ±2dB 30Hz~20kHz ±5dB |
定格入力 | 75W 125W(Peak) |
出力音圧レベル | 91dB/W/m(1kHz) |
歪率 | 0.5%以下(100dB SPL、@0.5m、50/500/5k/12.5kHz 2次/3次高調波歪平均) |
外形寸法 | 幅476x高さ685(本体のみ)x奥行368mm |
重量 | 36kg |