Marantz CD-19a
¥65,000(1999年頃)
解説
CD-19のフォルムを継承しつつ大幅なリファインによって音質改善を図ったCDプレイヤー。
メカニズム部にはCD-17Daで採用された技術を継承しており、フィリップス社製の3ビーム・リニアトラッキング・メカニズムであるVAM1201を採用し、サーボ/デコーダーICにはCD7を使用しています。
CD-R/RWの再生に対応しています。
D/Aコンバーター部にはMD-19にも採用されたバーブラウン社製のPCM1716を左右独立かつディファレンシャル構成で使用しています。
オーディオ回路にはマランツ独自の高速電圧増幅モジュールHDAMを採用しています。
HDAMは高いシールド構造によって熱や振動、電磁波からの影響を排除しており、安定した動作を実現しつつ通常のオペアンプでは実現できない音質を獲得しています。
電源部にはOFC(無酸素銅)巻線を用いたEIタイプ電源トランスを採用しています。
シャーシ構造はメインシャーシの下に1.6mm厚のスチール製ボトムカバーを追加することで剛性確保を図っています。
電源コードにはインレットタイプのOFCコードを採用しています。
デジタルフィルター切替機能を搭載しており、フロントパネルのボタン操作によってデジタルフィルターのカーブを切替できます。
CD TEXT表示に対応しています。
光と同軸の2系統のデジタル出力を搭載しています。
ワイヤレスリモコン
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
出力端子 | デジタル同軸出力:1系統 デジタル光出力:1系統 アナログアンバランス出力:1系統 ヘッドホン出力:1系統 |
デジタルフィルター切替 | フィルター1:シャープ・ロールオフ フィルター2:スロー・ロールオフ |
チャンネル | 2チャンネル |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.3dB |
ダイナミックレンジ | 98dB以上(1kHz) |
SN比 | 105dB以上(1kHz) |
チャンネルセパレーション | 104dB(1kHz) |
全高調波歪率 | 0.002%(1kHz) |
ワウフラッター | 水晶精度 |
誤り訂正方式 | CIRC |
音声出力 | 2.2Vrms、ステレオ |
デジタル出力 | 同軸:0.5Vp-p/75Ω、ピンジャック 光:-19dBm、角型光コネクター |
レーザー | AlGaAs半導体 |
波長 | 780nm |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化対応 | 16ビットリニア/チャンネル |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 13W(電気用品取締法) |
最大外形寸法 | 幅458x高さ82x奥行313mm |
重量 | 6.3kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |