LUXMAN SQ38FD
¥98,000(1970年7月発売)
¥138,000(1974年頃)
解説
SQ38シリーズの4代目にあたる管球式プリメインアンプ。
出力管には50CA10を採用し、出力トランスにはOY15型を使用しています。
メインアンプ部はムラード型回路を基本にしており、この回路の特長を最大限に生かすため細部に改良を施すことで高域の歪特性を改善しています。さらに位相補正回路を挿入することで、スピーカーのインピーダンスが上昇する高域で負荷の減衰からくるアンプの不安定さを解消しています。
プリアンプ部には2段NF型イコライザーとLUX方式NF型のトーンコントロールを採用しています。
トーンコントロールは左右が独立しており、低域、高域ともに2点ずつの湾曲点切換が行えます。
ハイフィルターやローフィルターを搭載しています。
メインアンプ部の入力レベルセット機能を搭載しています。
スピーカー出力は2系統備えています。
スピーカーの出力インピーダンスはそれぞれの系統で選択できるため、インピーダンスの異なるスピーカーを接続した場合も最適の負荷が選べます。
機種の定格
型式 | 管球式プリメインアンプ | ||
連続実効出力 | 30W+30W(4Ω、8Ω、16Ω) | ||
全高調波歪率 | 0.7%以下(最大出力時) | ||
周波数特性 | 20Hz~20kHz -1dB | ||
入力感度 | Phono1/2:2.2mV Aux1/2/3:200mV Monitor:200mV |
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入力インピーダンス | Phono1/2:50kΩ Aux1/2/3:200kΩ Monitor:200mV |
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S/N比 | Phono:60dB以上 Aux:70dB以上 Monitor:70dB以上 |
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イコライザー | RIAA(偏差:±0.5dB以内) | ||
クロストーク | チャンネル間:57dB以上 Aux-Phono間:55dB以上 Aux-Aux間:65dB以上 |
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ダンピングファクター | 約15(1kHz) | ||
残留雑音 | 1mV以下 | ||
録音用出力 | 200mV/2kΩ | ||
プリ部出力 | 1V/1kΩ | ||
トーンコントロール | LUX方式NF型湾曲点周波数切換付 高域湾曲点:3kHz、6kHz 低域湾曲点:300Hz、150Hz ※defeat可能 |
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ハイカットフィルター | 5kHz、9kHz | ||
ローカットフィルター | 100Hz、50Hz | ||
付属装置 | メイン部入力レベルセット テープモニタースイッチ及び端子 DIN規格テープコネクター |
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使用真空管等 |
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電源 | AC100V、50Hz/60Hz | ||
消費電力 | 250W(最大出力時) | ||
外形寸法 | 幅476x高さ190x奥行335mm | ||
重量 | 18kg |