Lo-D HCP-1000
¥79,800(1979年頃)
解説
テープデッキやカセットデッキの雑音を低減できるコンパンダユニット。
テープデッキ、特にカセットデッキの雑音を大幅に低減させ、ダイナミックレンジを20dB以上改善します。
録音レベル合わせの誤りによる誤動作が原理的に無い方式を採用しています。
特有のエンファシスを使用していないため、忠実な再生記号の復元を可能にしています。
高域雑音だけでなく、誘導雑音などの低域雑音にも効果を発揮します。
メタルテープをはじめ、あらゆるタイプのテープに対応しています。
このユニットを用いた録音テープを、一般のデッキで再生することができます。
機種の定格
型式 | コンパンダユニット |
方式 | 全帯域直線型圧縮伸長方式 |
圧縮伸長比 | 圧縮比:2/3 伸長比:3/2 |
動作時間 | 圧縮伸長共500μsec |
復帰時間 | 圧縮伸長共200μsec |
SN比改善量 | 20dB以上 |
直線性 | ダイナミックレンジ60dBの範囲で±1dB以内 |
歪率 | 0.2%以下(基準入力レベル、1kHz) |
チャンネル数 | 4チャンネル(録音2ch、再生2ch) |
入力感度/インピーダンス | Line in:60mV/100kΩ以上 Mic:0.35mV/300Ω~5kΩ P.B. in:80mV/50kΩ |
出力負荷インピーダンス | Line out:50kΩ以上 Rec out:50kΩ以上 Headphone:8Ω~2kΩ |
出力レベル | Line out:0.5V以上 Rec out:0.5V以上 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB(エンコード、デコードにおいて) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
使用電力 | 10W |
外形寸法 | 幅435x高さ78x奥行319mm |
重量 | 5kg |