オーディオの足跡

PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

KSA-50の画像
 解説 

小出力・ロープライスモデルに位置するステレオパワーアンプ。

回路動作はオーソドックスなピュアAクラス動作を採用しています。
また、回路方式には厳選された素子による完全左右対称のピュアコンプリ面タリー回路を採用しており、動特性を重視してNFBは15dBに抑えられています。
コンストラクションは完全なツインモノラル方式で、各ブロック間には十分なスペースのゆとりが持たされ、信号の飛び付き等による相互干渉を防ぐとともに熱的安定度を高めています。

パワーブロックはヒートシンクと極めて静かな冷却ファンを組み合わせています。これにより発熱の問題を解消すると共にパワーブロックの温度を常時75度~80度と厳しく管理し、サーマルディストーションの発生を抑えています。

電源部の構成はBクラス動作のパワーアンプなら200Wクラスに匹敵する構成となっており、左右チャンネルが完全に独立した構成を採用すると共に80,000μFのコンデンサーと800W級の大型トロイダルトランスを搭載しています。これにより音楽再生時の負荷変動にも強く、スピーカーのインピーダンスが1Ω近くまで低下したとしても安定にゆとりある再生が可能です。

機種の定格
型式 ステレオパワーアンプ
定格出力 50W+50W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch同時駆動時)
100W+100W(4Ω)
200W+200W(2Ω)
入力感度/インピーダンス 0.84V/22kΩ
全高調波歪率 0.05%以下(20Hz~20kHz、1W~定格出力)
周波数特性 0.5Hz~100kHz -3dB 20Hz~20kHz -0.5dB(1W~定格出力)
SN比(IHF-A) 120dB
定格負荷インピーダンス 2Ω以上
ダンピングファクター 100(1kHz)
スルーレート 80V/μsec
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 310W(アイドリング時最大)
外形寸法 幅483x高さ226x奥行480mm
重量 約24kg