オーディオの足跡

PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

KRS-200の画像
 解説 

KRS(クレル・リファレンス・スタンダード)シリーズの最高級にランクするハイパワークラスA・モノラルパワーアンプ。

回路方式にはオーソドックスなピュアAクラス回路を採用しています。
 Aクラス回路では発熱が問題となるためハイパワークラスAアンプでは冷却ファンを用いるのが一般的ですが、ファンが発生するノイズを完全に除去するためKRS-200では冷却ファンを排除し、自然対流による冷却を行っています。

KRS-200ではピュアAクラス回路にバランス回路も導入しており、バランス出力を持つコントロールアンプとダイレクトのバランス接続が可能です。

出力段には合計24個のパワートランジスタと8個のパワーMOS-FETを投入しており、1Ωの超低負荷にも対応したハイパワーを実現しています。

電源部では電源トランスのプラス用とマイナス用を独立させ、それぞれ1.8kVAの重量級トランスを搭載しています。また、電源用コンデンサーは40,000μFのものを6個、合計240,000μFを備えています。

機種の定格
型式 モノラルパワーアンプ
定格出力(20Hz~20kHz、連続) 200W(8Ω)
400W(4Ω)
800W(2Ω)
1,200W以上(1Ω)
入力感度/インピーダンス +4dB/47kΩ
全高調波歪率 0.05%以下(20Hz~20kHz、1W~定格出力)
周波数特性 DC~100kHz -0.1dB(1W、8Ω)
SN比 100dB
ダンピングファクター 300以上
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 1,050W(アイドリング時、1台当たり)
外形寸法 幅565x高さ305x奥行770mm
重量 約80.7kg