KEF Model 102
¥160,000(2台1組、1988年頃)
¥140,000(2台1組、1989年頃)
解説
リファレンスシリーズのブックシェルフ型スピーカーシステム。
KEF独自のアクティブ低域イコライザーであるKUBEが付属しています。
KUBEでは、固定タイプと可変タイプの2つのイコライゼーションを行います。固定タイプでは周波数の中高域を最大の効率でフラットになるように自動的に調整し、可変タイプではユーザーがダイアルを動かしながら部屋の状況やプログラムソースに合わせて最適の低域が得られるように調整できます。
このKUBEとの組合せにより40Hz以下まで伸びる低域再生を可能にしています。
低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
高域には2.5cmソフトドーム型トゥイーターであるT33を搭載しています。
ネットワーク部には独自のCLM(Conjugate Load Matching)が採用されています。
CLMでは、不規則かつ複雑なスピーカーインピーダンスをKEFが開発したコンジュゲート・ネットワークの働きによって可聴全周波数にわたって殆どフラットな抵抗値に変えています。
これにより感度と最大出力レベルは同一アンプ使用条件で通常のスピーカーに比べてほぼ2倍にグレードアップし、さらにダイナミックレンジが拡がり、アンプとの理想的なマッチングを可能にしています。
ナチュラルウォルナットとナチュラルローズウッド仕上げの2種類のバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型(T33) |
周波数特性 | 65Hz~20kHz ±2dB |
インピーダンス | 4Ω |
出力音圧レベル | 92dB/2.83V/1m |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
外形寸法 | 幅208x高さ330x奥行263mm |
重量 | 6.8kg |
付属 | アクティブイコライザー KUBE |