Jeff Rowland Model525
¥730,000(2013年8月発売)
解説
ジェフローランドの技術を投入したDクラスステレオパワーアンプ。
増幅回路にはDクラス方式を採用しています。
入力信号はローノイズバランス回路による入力段を経て増幅段に送られます。この際に不要な電磁波はスタジオ規格の精密トランスでブロックすると共にソースインピーダンス負荷を最適化しています。さらにトランスはコモンモードノイズ拒絶率を高め、グランドも隔離しています。
使用する抵抗にはローノイズタイプの0.1%薄膜抵抗を採用しています。この抵抗は温度ノイズ特性にも優れています。また、内部配線にはテフロンコーティングが施されています。
電源部にはPFC回路が組み込まれており、電源を有効に利用しながらハイパワーアンプに多くみられる有害な高調波電流を減衰しています。
シャーシは6061航空機グレードのハードアルミブロックからNCマシンで削り出した一体シャーシを採用しており、素子本体の振動を防ぐとともに外部振動の影響を抑えています。
内部スイッチの切替によって高出力モノラルパワーアンプとしても使用が可能です。
BTL時にはローインピーダンススピーカーの入力負荷に適合させるようにインピーダンスセレクターも内部に装備しており、4Ω負荷のスピーカーもドライブが可能です。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
出力 | 250W+250W(8Ω) 500W+500W(4Ω) 950W(8Ω、ブリッジ接続時、モノラル仕様) |
周波数特性 | 4Hz~70kHz |
THD+ノイズ | 0.05%以下(20Hz~20kHz) |
ダンピングファクター | 1000以上(1kHz) |
ゲイン | 26dB/32dB(BTL) |
入力インピーダンス | 40kΩ |
外形寸法 | 幅213x高さ72x奥行330mm |
重量 | 6.6kg |