JBL S-Center
¥30,000(1台、2000年発売)
解説
JBLプロが培った技術を導入して開発されたスタジオシリーズのセンタースピーカー。
低域には14cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
振動板には新素材ポリプラス(ポリマーコーティング・ファイバーセルロース振動板)を採用しており、有害なコーンの分割振動を無くし、ピストンモーション領域を拡大したことで引き締まった低音再生を実現しています。
さらに、磁気回路にはボイスコイルの熱を効率よく逃がすヒートスケープ構造を採用しており、ハイパワードライブに応える高い耐入力を実現しています。
フレームには肉厚・高剛性のアルミダイキャストフレームを採用しています。
中域には10cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
振動板にはポリプラスコーンを採用しています。
高域には2.5cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはリブレスピュアチタンダイアフラムを搭載しています。また、独自の楕円形曲面(EOS)ショートホーンバッフルにマウントすることで、リスニングエリアをよりワイドに広げるとともに、より精緻なステレオイメージが得られています。
磁気回路にはネオジウムマグネットを搭載しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
ポートにはフリーフローバスレフポートを採用しています。これはコンピューター解析によってバスレフポートでの空気の流入出を最適化したもので、ポートの息づき現象を排除することでよりリアリティのある低音再生を実現しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・センター型・防磁設計 |
ユニット等 | 低域用:14cmコーン型x2 中域用:10cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 75Hz~20kHz -3dB |
出力音圧レベル | 91dB/2.83V/m |
入力インピーダンス | 8Ω |
許容入力 | 150W(IEC) |
クロスオーバー周波数 | 850Hz、3.2kHz |
外形寸法 | 幅521x高さ200x奥行229mm |
重量 | 6.8kg |