JBL HB5000
¥567,000(1台、税込、2004年9月発売)
解説
ProjectK2 S5800やS4800、スタジオモニター4348、4338などの大型スピーカーシステムとの組み合わせを想定して開発されたアクティブ・サブウーファー。
ユニットには新開発の38cmコーン型ウーファー W1500Hを搭載しています。
このユニットにはJBL歴代の38cm径ユニットの中でも最大サイズを誇る大型デュアルマグネットを採用し、1,000Wを超えるハイパワードライブにも耐える大振幅性とパワーキャパシティを獲得しています。
振動板には充分な剛性を確保したKevlar/Kapocコンポジットパルプコーンを採用しています。また、エッジにはコンプレッション・モールド・ニトリルブチレン・ラバーエッジ、ダンパーにはNomex-Polycottonハイブリッド・ロールダンパーを採用しています。
大振幅時のボイスコイルの温度上昇を抑え、磁気回路の磁力低下を防ぐ、JBL独自のベンテッドギャップ・クーリングシステムを搭載しており、連続した大出力再生にも対応しています。
パワーアンプ部にはクラスDブリッジ設計のハイパワーパワーアンプを内蔵しています。
連続可変型ローパス・フィルターや位相切替スイッチ、パワースイッチ、レベルコントロールなどの機能を搭載しています。
また、全ての操作ノブをフロントパネル下部に集中配置しています。
XLRバランスとRCAアンバランスの2系統の入力端子を搭載しています。
オーバードライブを防止するアクティブリミッターやDCオフセットプロテクター、温度/過電流プロテクターなどの保護回路を搭載しています。
キャビネットには、大口径ウーファーを前面に取り付け、密閉型エンクロージャーに納めたダイレクト・ラジエーション方式を採用しています。基本構造には25mm厚MDF材を用い、さらにフロント及びサイド面を肉厚のMDF材で補強し、内部にもブレージング補強を施しています。
フロントバッフルとキャビネット上面は反射を抑えたダークグレーテクスチャード仕上げ、左右側面はイタリア製の特殊天然木仕上げが施されています。
床面との接触面積を最小化できる大型アジャスタブル・スパイクフットが付属しています。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・1ウェイ・1スピーカー・密閉方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:38cmコーン型(W1500Hz) |
パワーアンプ出力 | 680W(RMS) 1,600(ピーク) |
周波数特性 | 16Hz~400Hz(LFEポジション) |
クロスオーバー周波数 | 30Hz~120Hz、-24dB/oct(連続可変) |
低域再生能力 | 16Hz(-3dB) 14Hz(-6dB) |
感度 | 90dB SPL@88mV/1m(アンバランス入力時) |
入力インピーダンス | 10kΩ(RCA入力) |
コントロール機能 | パワー(On/Standby/Auto) フェーズ(0゜/180゜) 入力モード(LFE/Normal) クロスオーバー(30Hz~120Hz連続可変) レベルコントロール オートスタンバイ切り替え(Signal/12V DCトリガー) |
外形寸法 | 幅559x高さ506x奥行475mm スパイク使用時:高さ518mm |
重量 | 59.9kg |