DENON SC-201SA
¥70,000(2台1組、2001年9月発売)
解説
PRESTAシリーズのスピーカーシステム。
低域には14.5cmコーン型ウーファーを2個搭載しており、P.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)Serial方式で駆動しています。
P.P.D.D. Serial方式では2個のスピーカーを背中合わせにプッシュプル駆動することで低域の再生レベルを拡大するとともに音の濁りの原因になる高調波歪を低減しています。また、同一サイズのキャビネット容積では1個のスピーカーの場合に比べて最低共振周波数を低下できるため、低域の再生能力が大幅に向上しています。
振動板にはグラスファイバーコーンを採用しています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
磁気回路にはネオジウムマグネットを採用しています。
超高域用として2cmドーム型スーパーツィーターを搭載しています。
このユニットには軽量で弾性に優れたナストロン振動板を採用しており、120kHzまでの高域再生を実現しています。また、磁気回路にはツィーターと同様にネオジウムマグネットを採用しています。
各ユニットの振動板には非磁性体フレームを採用しています。
ネットワーク部には指向性にも注目した新設計クロスオーバーネットワークを採用しています。
フロントバッフルには高剛性3次元加工バッフルを採用しており、回折効果と不要共振を抑えています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
バナナプラグやバイワイヤリング接続に対応した金メッキ真鍮削り出し大型スピーカーターミナルを採用しています。
コルク製の滑り止めフットが付属しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:14.5cmコーン型x2 高域用:2.5cmドーム型 超高域用:2cmドーム型 |
周波数特性 | 33Hz~120kHz |
平均出力音圧レベル | 89dB/W/m |
入力インピーダンス | 6Ω |
最大許容入力 | 200W(Peak) 100W(JEITA) |
クロスオーバー周波数 | 3kHz、10kHz |
外形寸法 | 幅190x高さ332x奥行293mm |
重量 | 7.2kg |
付属 | コルク製滑り止めx8 スピーカーコード(約3m)x2 |