DENON AVC-700
¥63,800(1989年発売)
解説
ドルビープロロジックに対応したAVアンプ。
ドルビープロロジック・サラウンドシステムは、方向性強調回路を搭載することにより、従来のドルビーサラウンド再生と比較して飛躍的に前後・左右のチャンネルセパレーションを向上させています。
AVC-700では4ch分のパワーアンプを搭載しており、ファントムモードによるドルビープロロジックサラウンドが楽しめます。また、センタープリアウト端子を別のアンプに接続することでノーマルモードとワイドモードも楽しむ事ができます。
ディレイ回路にはデジタルディレイ方式を採用しており、アナログ方式に比べてSN比と歪を大幅に改善してます。
ディレイタイムは15/20/30msecから選択することが可能です。
テストトーン発生回路を搭載しており、細かなレベル設定が行えます。
普通のステレオ録音のソフトでもサラウンド効果を楽しめるようサラウンドモードを搭載しています。
サラウンドモードはホール/シミュレーテッドステレオから選択でき、特にシミュレーテッドステレオではモノソースを擬似的なステレオにして楽しむ事が可能です。
センターチャンネルとリアチャンネルのプリアウト端子を搭載しています。
センターチャンネル出力はドルビープロロジックの場合サラウンド用センター出力となり、それ以外のモードではモノラル出力となります。
ファンクションや機能の動作状況をTVモニター画面上に表示するスーパーインポーズ機能を搭載しています。
また、ラストファンクションメモリー機能により、リモコン操作での電源on/off時には全ての機能が電源off直前の状態に保持されます。
AVC-700以外にもDENONのCDプレイヤーやカセットデッキ、チューナーのシステムキーも搭載したシステムリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVコントロールアンプ | ||||
<パワーアンプ部> | |||||
実用最大出力(6Ω、EIAJ) | フロント:100W+100W(ステレオ時) リア:22W+22W(ホール時) |
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ライン入力周波数特性(ステレオ時) | 5Hz~100Hz +0 -3dB(出力1W、8Ω) | ||||
トーンコントロール特性(ステレオ時) | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
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フロント出力端子 | 6Ω~16Ω | ||||
ヘッドホン最大出力 | 248mW(8Ω) 8Ω~400Ω適合 |
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<プリアンプ部> | |||||
入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Line:150mV/47kΩ |
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Rec Outの仕様 | Phono MM SN比:76dB(聴感補正A、入力短絡) 最大出力/定格出力:8V/150mV 全高調波歪率:0.005%(1kHz、3V) RIAA偏差:20Hz~20kHz ±1.0dB |
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センター/リアPre Outの仕様 | 最大出力/定格出力:8V/1V 全高調波歪率:0.008% |
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<ビデオ部> | |||||
入出力レベル/インピーダンス |
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周波数特性 | 標準映像端子:5Hz~6MHz +0 -3dB S端子Y信号:6Hz~10MHz +0 -3dB |
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<総合> | |||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
消費電力 | 175W | ||||
外形寸法 | 幅434x高さ140x奥行351mm | ||||
重量 | 9kg | ||||
付属:64キー学習リモコン RC-118 | |||||
電池 | UM-4(単4)x2 | ||||
外形寸法 | 幅54x高さ111x奥行18mm | ||||
重量 | 95g(乾電池含む) |