DENON AVC-1020
¥69,800(1992年頃)
解説
5chディスクリート構成やドルビープロロジックICを採用したAVアンプ。
フロント、センター、リアの各アンプをディスクリート構成にすることで、ハイパワーを実現しています。
ドルビープロロジックデコーダー部には、米国の半導体メーカーPMIと共同で開発したICを採用しています。
従来の機器に比べてSN比、歪率に優れ、音質的にも練り上げられることで優れたパフォーマンスを実現しています。
映像系と音声系の相互干渉を排除するため、電源部から両セクションを分離した構造を採用しています。
これにより、よりピュアな音質を実現しています。
プロロジックの各チャンネルセパレーションを常にベストコンディションに保つため、チャンネル間のレベル差をリアルタイムに補正するオートインプットバランスを搭載しています。
ワイド/ノーマル/ファントム/3chの4モードのドルビープロロジックモードに加え、一般のサラウンドモードとして、ホール/シミュレーテッド/スペクテリア/スタジオの4モードを搭載しており、ステレオ録音ソースでもサラウンド効果を楽しむ事が可能です。
ディレイタイムは5msec毎に選択できるため、リスニングルームやソフトの種類に応じて調節が可能です。また、テストトーン発生回路の採用によりリスニング状態に応じたレベル設定も可能です。
オーディオ機器4台、AV機器5台が接続可能な端子を搭載しています。
また、低音増強用としてサブウーファー接続に便利なモノアウト端子を搭載しています。
各サラウンドごとに、リア、センターのレベル、ディレイタイムの状態がメモリーできるサラウンド用プリセットメモリー機能を搭載しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | AVコントロールアンプ | ||||
<パワーアンプ部> | |||||
実用最大出力(ドルビープロロジック時、EIAJ) | フロント:90W+90W(6Ω) センター:90W(3Ω) リア:45W+45W(6Ω) |
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周波数特性 | 10Hz~50kHz +0 -3dB | ||||
出力端子 | フロント:6Ω~16Ω センター:3Ω~16Ω リア:6Ω~16Ω |
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ヘッドホン最大出力 | 284mW(8Ω) | ||||
<プリアンプ部> | |||||
・Line入力 | |||||
入力感度/インピーダンス | 150mV/47kΩ | ||||
トーンコントロール特性 | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
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・Phono→Rec Out | |||||
RIAA偏差 | 20Hz~20kHz ±1dB | ||||
SN比 | 76dB(聴感補正A、入力短絡、5mV入力時) | ||||
入力感度/インピーダンス | 2.5mV/47kΩ | ||||
全高調波歪率 | 0.03%(1kHz、3V) | ||||
<ビデオ部> | |||||
入出力レベル/インピーダンス |
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周波数特性 |
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<総合> | |||||
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
消費電力 | 185W | ||||
外形寸法 | 幅434x高さ140x奥行421mm | ||||
重量 | 11.2kg | ||||
付属:ワイヤレスリモコン RC-143 | |||||
電池 | UM-3(単3)x2 | ||||
外形寸法 | 幅60x高さ177x奥行18mm | ||||
重量 | 120g(乾電池含む) |