Cyrus/Mission Cyrus 1
¥72,000(1987年頃)
解説
世界中で高い評価を獲得したプリメインアンプ。
シグナル経路にあたるコンポーネントの数を減らすよう徹底して回路設計に注意を払っています。
パワートランジスタには軍用規格に相当するものを使用しています。このパワートランジスタはサイラス・エレクトロニクスのために特別生産されたもので超高速でリニアな素子となっています。
また、ドライバー段のトランジスタには英国軍事用のセミコンダクターを供給している工場で生産されたものを使用しています。
ポリプロピレン・コンデンサーやポリスチレンコンデンサー、金属皮膜抵抗器などを含む西ドイツ製の受動素子を使用しています。
ケースはアメリカのジェネラル・エレクトリックの宇宙開発部門によって製造された非磁性、非伝導性の金属代用樹脂を使用しており、精密射出成型によって生産されています。
アンプをシンプルにするために、トーンコントロール、フィルター、ヘッドホン端子、スピーカーON/OFFスイッチ、保護回路、バランスコントロールなどの回路が排除されています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ | ||
<パワーアンプ部> | |||
連続平均出力 | 30W+30W(8Ω、両ch駆動) 40W+40W(4Ω、両ch駆動) |
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電流供給 | 連続10Arms ピーク40A |
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ダンピングファクター | 100(20Hz~20kHz) | ||
ダイナミックヘッドルーム | 1.4dB | ||
スルーレイト | 10(入力フィルターバイパス) | ||
歪率 |
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<プリアンプ部> | |||
入力感度(Ref.1W O/P) | Phono MC:0.04mV Phono MM:0.400mV Line:65mV |
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入力オーバーロード(1kHz) | Phono MC:27dB Phono MM:27dB Line:不定 |
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最大出力レベル | Tape out:11Vrms Power amp:17Vrms |
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入力インピーダンス | Phono MC:47kΩ+100pF Phono MM:47kΩ+100pF Line:14kΩ |
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出力インピーダンス | Tape out:10Ω+2.2μF Power amp:0.08Ω |
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周波数特性 | Phono RIAA:20Hz~20kHz ±0.2dB Line:1Hz~55kHz -3dB |
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全高調波歪率 | Phono MC:0.02% Phono MM:0.005% Line:0.004% |
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混変調歪率(SMPTE IMD) | Phono MC:0.02% Phono MM:0.005% Line:0.005% |
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S/N比(IHF-A、1W) | Phono MC:66dB Phono MM:82dB Line:86dB |
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<その他> | |||
外形寸法 | 幅215x高さ85x奥行340mm | ||
重量 | 約4kg |