CREEK CD60
¥220,000(1990年代前半頃)
解説
クリークの技術を投入して開発されたCDプレイヤー。
DA変換部には厳選された16ビット・クラウンDAコンバーターチップを採用しており、左右独立構成となっています。
また、デジタルフィルターには4倍オーバーサンプリングデジタルフィルター、アナログフィルターには3次GICフィルターを採用しています。
電源部には浮遊電解を抑える一方動作電圧が広く振動の少ないトロイダルトランスを採用しています。
また、電源ラインから隣接回路へのノイズ輻射を抑えるべく二重のレギュレーションを行い、サーボ回路には特殊な電圧レギュレーターを備えています。
パーツ類には超高精度メタルフィルム抵抗のみを使用し、出力には超ローノイズ・オペアンプを採用しています。
基板にはガラスエポキシの両面スルーホール基板を採用しています。
また、振動をダンピングするとともにノイズの原因となる高周波/電磁波輻射のシールディングを考慮した筐体設計が採用されています。
機種の定格
型式 | CDプレイヤー |
変換方式 | 16ビットx4倍オーバーサンプリング 左右独立DAC GIC3次フィルター |
周波数特性 | 2Hz~20kHz ±0.2dB |
チャンネルバランス | 0.06dB(1kHz) |
セパレーション | 101.5dB |
THD対レベル | -80.6dB/0dB |
ダイナミックレンジ | 96dB以上 |
SN比 | 112dB(エンファシス無し) |
外形寸法 | 幅420x高さ90x奥行290mm |
重量 | 6kg |