オーディオの足跡

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MatrixHTMの画像
 解説 

Matrix805Hの後継機としてコンソールトップモニターとして使えるように開発したスピーカーシステム。

MatrixHTMではツィーターとウーファーの距離を短くすることによってより自然なバランスのサウンドを実現しています。また、設置場所を選ばない防磁設計となっています。
低域には16.5cmコーン型ウーファを搭載しています。
振動板にはケブラーコーンを採用しています。この振動板ではケブラーの方向性を有した特殊な織りパターンによってコーン面上で共振キャンセルを起こし、耳障りな共振を抑えた自然な再生音を実現しています。

高域にはMatrix801に使用されているものと同一の2.6cmドーム型ツィーターを搭載しています。

各ユニットはクロスオーバー部品が最小に抑えられるように設計されており、バイワイヤリング接続が可能です。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
キャビネットエッジ部は800シリーズの伝統に従って処理されており、フロントグリルもエンクロージャー全体のデザインの一部とされています。
外観の仕上げにはウォルナットとブラックアッシュの2種類のバリエーションがありました。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計
使用ユニット 低域用:16.5cmコーン型
高域用:2.6cmドーム型
周波数特性 63Hz~22kHz ±2dB(フリーフィールド)
42Hz~22kHz -6dB
拡散性 10kHzまで縦方向±2dB 5度以上
10kHzまで横方向±2dB 30度以上
歪率 1m、90dB
第2高調波歪
 2.0%以下(20Hz~150Hz)
 1.0%以下(150Hz~20kHz)
第3高調波歪
 1.5%以下(20Hz~150Hz)
 1.0%以下(150Hz~20kHz)
インピーダンス
パワーハンドリング 50W~120W
出力音圧レベル 88dB/2.83V/m
クロスオーバー周波数 3kHz
外形寸法 幅438x高さ267x奥行227mm
重量 8.6kg