BURMESTER Model877
価格不明(1台、1980年代頃)
解説
デュアルモノラル設計を採用したプリアンプ。
内部回路にはデュアルモノ設計を採用しており、増幅回路部と電源供給部をともにLRを完全に分離・独立させた構成としています。これにより両チャンネル間のクロストークを完全に排除しています。
5種類のフォノ入力感度調節機構を搭載しており、カートリッジに最適の感度を選択できます。
ボリュームには23ステップのアッテネータータイプを採用しています。
また、接点自浄作用を持つディスクリート式低容量レジスターを採用しています。
プラグインタイプのモジュール基板を採用することでMM/MCカートリッジに対応しています。
2台のテープレコーダーを使って容易にダビングが可能です。
オプションとしてリモートコントロール機能がありました。
リレーと抵抗で構成された回路によってボリュームコントロールと入力信号の切替が行えます。ボリューム調整は40dBを標準設定としてありますが、これを本体側のボリュームコントロールであらかじめ選択しておくことも可能です。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ | ||||||
入力感度/インピーダンス (1V出力) |
Phono MC(バランス):0.05mV~5mV(46dB~86dB)/10~1kΩ Phono MC(アンバランス):0.05mV~5mV(46dB~86dB)/10~1kΩ Phono MM(アンバランス):0.5mV~10mV(40dB~66dB)/47kΩ(56pF~390pF) Tuner、CD、DAT、Tape1/2、Aux:290mV(10.75dB)/12.5kΩ |
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S/N比 | 入力 | DIN-A(負荷) | 20Hz~20kHz | ゲイン | 負荷入力 | ||
Tuner/CD アンバランス Phono MC バランス Phono MC アンバランス Phono MM アンバランス |
-104dB -85dB -80dB -83dB |
-101dB -81dB -77dB -78dB |
6dB 66dB 66dB 46dB |
1kΩ 10Ω 10Ω 1kΩ |
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出力レベル/インピーダンス | RCA:15V/1Ω以下 XLR:24V/1Ω以下 Tape1/2:7V以上 Phones:15V |
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全高調波歪率 | RCA:0.0015% XLR:0.002% Tape1/2:0.008% Phones:0.0015% |
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混変調歪率 | RCA:0.0015% XLR:0.002% Tape1/2:0.0015% Phones:0.0015% |
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クロストーク |
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周波数特性 |
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外形寸法 | 幅482x高さ95x奥行290mm | ||||||
重量 | - | ||||||
別売 | リモートコントロール |