BOSE 301
価格不明(1台、1976年発売)
解説
当時のボーズのラインナップの中で、最も小型でローコストに設計されたスピーカーシステム。
高域が外側に向けて斜めに取り付けてあるのが特徴となっています。
ユニットには低域用に20cmのコーン型ユニットと、高域用に7.5cmのコーン型ユニットが採用されています。
斜めに取り付けられたトゥイーターの前面にあるディフレクターの角度を変える事により、中・高域の音響エネルギーをルーム・アコースティックに合わせてコントロールできる構造となっています。
クロスオーバーネットワークは、2ヵ所にトランジション周波数を持たせたデュアル・フレケンシー・クロスオーバー・ネットワークを採用しています。
楽器の基音部が集中する中域で、ウーファーとトゥイーターが1オクターブ以上にわたって共通の再生帯域を受け持つことにより、全帯域がフラットでスムーズな周波数特性が得られています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・ダイレクト/リフレクティング方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:7.5cmコーン型 |
クロスオーバー周波数 | 1200Hz、3000Hz |
インピーダンス | 8Ω |
外形寸法 | 幅433x高さ268x奥行236mm |
重量 | 6.73kg |