Aurex SS-470DS
¥35,800(1台、1976年頃)
解説
システム全体でのトランジェント特性改善を目指して設計されたスピーカーシステム。
低域にはラジアルエッジとコンケーブ型振動板を用いた25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
中域にはコンケーブ型の10cmコーン型スコーカーを搭載しています。
高域には3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
高域用に連続可変型のレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーの共振によるトランジェント悪化を防ぐため、フロントバッフルにはA・D・ソリッド材を採用しています。
このA・D・ソリッド材は合成樹脂技術を応用して成型された高密度成形材で、材質的には木材より石材に近い性質を持っています。この素材は合板のおよそ3~4倍の比重を持っており、内部損失は合板なみとなっています。この素材をフロントバッフルに使用することで箱なりを低減しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用スピーカー | 低域用:25cmコーン型 中域用:10cmコーン型 高域用:3cmドーム型 |
周波数特性 | 35Hz~20kHz(SPL-20dB) |
最大入力 | 50W |
定格入力 | 25W |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 92dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 800Hz、6kHz |
レベルコントロール | 高域連続可変 |
内容積 | 36リットル |
外形寸法 | 幅310x高さ550x奥行303mm |
重量 | 16kg |